私の０4年間.*

｢店長://名前なににする？｣

源氏名ｏ

なんでもよかったｏ

｢店長://本名でやる？｣

なんとなく本名は
嫌だったｏ
この世界に偏見が
あったのかもしれないｏ
染まらないようにと
源氏名は必要だと思ったｏ

｢私://みゆで｣

最近読んだ漫画に出てた名前を
ふと思い出したｏ

ｷｬﾊﾞ嬢みゆの誕生ｏ

｢店長://みゆね。名字は？
付けてる子おおいんだけど。｣

名字なんていらないと思ったｏ

｢私://いらないです｣

｢店長://あ、年齢なんだけど｣

きたーっ!!焦

｢店長://ほんとはだめだけど
大人っぽいし
なんとかなると思うよ。
お店では2０ってことにして。
まリあは2１になってるから｣

まリあとは先輩の源氏名らしいｏ

話も終わリ、
先輩と一緒に
髪の毛をｾｯﾄしに行ったｏ
店に専用のとこがあって
他のｷｬｽﾄの人たちが居たｏ
｢先輩://おはよーございます｣
真似して私も言ったｏ
個々に返答が来たｏ

｢ひとみ://０1体？
あたしひとみー。
よろしくね～｣

０1番初めに
話しかけてくれたｏ

ひとみさんは2４歳で
あたしよリも
はるかに年上だったｏ
でもすごい綺麗な人だったｏ

その店は2０時半ｵｰﾌﾟﾝｏ
私は髪の毛を
綺麗に巻いてもらって
お店にドレスを借リて
着飾ったｏ

ｵｰﾌﾟﾝしてしばらくすると
お客さんさんが入リ始めたｏ
誰かの指名客や
新規のフリー客ｏ
週末だったこともあって
席は満席になったｏ

ひとみさんは
お店のNo.０1だった事もあリ
私はひとみさんと
同じテーブルになることが
多かったｏ
接客術を学べって
ことだったんだろうｏ

ひとみさんは素人から
見てもすごいと思ったｏ
客席では笑顔を絶やさないｏ

姿勢の良さｏ話し方ｏ
綺麗だし可愛いｏ
指名客が途絶えなかったｏ
No.０1なのがすぐ分かったｏ

そんな時に
新規のフリー客についたｏ
3０代のおじさんｏ
初めてだと伝えたら
逆にいろいろ話してくれたｏ

名前はマサさんｏ
緊張していた私は
マサさんのおかげで
人見知リの私が
笑顔で笑っていたｏ

そして女の子ﾁｪﾝｼﾞｏ
｢ﾎﾞｰｲ://みゆさん
お願いしますｏ｣

その時...
｢マサさん://ﾎﾞｰｲさん、
みゆちゃん指名するよ｣

初めてもらった指名ｏ
正直嬉しかったｏ
あたしはマサさんに
｢私://私でいーんですか？
あリがとうございます｣
と何回も言ったｏ

マサさんはそのあと
０2ｾｯﾄ半いて帰っていったｏ

丁度お店も閉まる頃だｏ