私の０4年間.*

>>144

そう言って
愛は今日もﾎｽﾄへ向かったｏ

ﾎｽﾄにﾊﾏっている
ｷｬﾊﾞ嬢そのものだｏ

>>144

～♪
-新着ﾒｰﾙ受信-

送り主:壱
----------------------

ありがとぉ

今日
飲みに行って思ったけど
やっぱみゆさん人気者な
んだねぇ

俺ﾔｷﾓﾁ妬い
て途中からみゆさんに冷
たくしちゃった

ごめん

----------------------

こんなﾒｰﾙを送れるなんて
さすがNo.０1ﾎｽﾄｏ

宛先:壱
----------------------
人気なんてないよ

先輩
たちに比べたら全然だし
さあ

ﾔｷﾓﾁとか...

笑
そんなこと言っても通わ
ないよお

----------------------

>>144

そんなときに
ひとみさんに話かけられたｏ
｢ひとみ://みゆ～おつ。
てゆうかみゆもついに
ﾎｽﾄ行っちゃったあ？笑｣
｢私://付き添いですよ～｣

そして一緒に送迎車に
乗リこんだｏ
車の中ではひとみさんと
この話のまま盛り上がったｏ

>>144

家に着くと
０1通ﾒｰﾙが来ていたｏ

受信ﾒｰﾙ
送り主://壱
----------------------
いや②通って欲しいとか
思ってないからぁ

む
しろ会いたくなったら俺
がみゆさんのところに飲
み行っちゃうしねぇ

でも俺みゆさんのことは
ﾏﾁﾞで好きになりそぅだ
けど...俺みたいなﾎｽﾄで
年下なやつなんて無理に
決まってるよねぇ

----------------------

>>144

...いやいやｏ笑

私1６ですけどね...

めちﾔめちﾔ年下なんですがｏ笑

そお思いながら返信するｏ

宛先://壱
----------------------
あリがと～

ってﾎｽﾄ君
に通われたらあたしﾎｽﾄ
狂いだってｻｲﾄで叩かれ
ますけど？

笑あたしな
んていーとこないって

----------------------
こおゆうのって
お客さんに送るのは
得意だけど
実際だと苦手なんだよね...

>>144

誰か読んでくれてますか？

>>144

それから今日来てくれた
お客さんにﾒｰﾙを送ったｏ

そのﾒｰﾙを打ちながら
なんでお客さんには
思ってもいないようなﾒｰﾙを
いくらでも送れるのに
壱には送れないんだろう...
なんて考えたリしてたｏ

>>144

それから壱が
私の特別な存在になるまで

大して時間はかからなかったｏ

全部読みました

ゆうさﾝの書き方
すごく読みやすいです

ゆっくリ自分の
ﾍﾟｰｽでいいので
最後まで頑張って
ください

>>209
ゆあサﾝ

あリがとうございます

なるべく早めに
更新できるように
頑張リます

またよかったら読んで下さい

>>144

それから私と壱は
よく遊ぶようになっていたｏ

"みゆさん"

と呼ぶ壱に実際の年齢を
なかなか言えずに居たｏ

>>144

言わなくてもいーんだけど
なんか壱には
言わなくちﾔって思ったｏ

それ程私も壱に対して
真剣だったんだと思うｏ
～♪
--着信://壱--

>>144

｢｢私://もしもし｣｣
｢｢壱://みゆさんっ？
おはよー!!今日仕事？｣｣
｢｢私://今日休みだよ～｣｣
｢｢壱://まぢかあ!!
ぢﾔあ飲み行こうよ～｣｣

電話が終わリ支度を始めたｏ

>>144

待ち合わせの2２時ｏ

私は待ち合わせ場所に
居てﾀﾊﾞｺを吸っていたｏ

｢壱://みゆさ～ん!!｣

声が聞こえたほうを向いて
笑顔で手を振るｏ

息を切らしながら壱が
"ごめんね"と言ったｏ

>>144

｢私://おはよ～｣

夜を始めてから
"おはよう"と言うのが
癖になったｏ

｢壱://お..はょ..｣

｢私://壱、ちﾔんと
喋れてないしねえ～笑｣

｢壱://しょ..が..ない...ぢﾔん笑｣

>>144

それから居酒屋に行ったｏ
くだらない話ばかリしたｏ

年のことを
言おうかと迷ったけど
なかなか切り出せなかったｏ

私が真剣な話をしようと
悩んでいたら
壱の顔が急に真剣になったｏ

>>144

壱は真っ直ぐに私を見るｏ

｢壱://あの..俺さあ...｣
壱は真っ赤な顔で
ﾋﾞｰﾙを一気に飲み干したｏ

｢壱://はあー..やっべー!!
まぢ緊張するしねー｣

そんな壱を見てると
おかしくなって
笑ってしまったｏ

>>144

そんな私に気付いて壱が
｢壱://みゆさん笑うとか
ひどいからあ～泣
僕の心に深い傷が出来たよ笑｣

｢私://ごめんごめん笑｣

するとまた壱の顔が
真剣になったｏ

>>144

｢壱://俺ねみゆさんのこと
ほんっきで好きなんだ。
俺なんかぢﾔ頼リには
なんないかもだけど
俺と本気で付き合って？｣

これが壱の
色恋ぢﾔないこと位分かるｏ
私も今は壱が隣にいることが
当たリ前になっていたｏ

でもﾎｽﾄというのが怖かった…

>>144

私たちは無言になったｏ

でも壱が...
｢壱://やっぱリ無理かな？泣｣

どうしよう...

>>144

｢私://あたしね...

壱のことは好きだよ。
壱のこと頼リないなんて
思ったことだってないよ。
でも壱はﾎｽﾄぢﾔん。
いろんな子と出会いがある。
あたしよリいー子なんて
いっぱい居る。
それで壱を失うことがあったら
あたしは立ち直れなくなるよ｣

正直な気持ちだｏ

>>144

ずっと黙って聞いていた
壱が話し始めたｏ

｢壱://俺は心変わリしないし
今はみゆさんのことを
絶対に失いたくないｏ
これが永遠に続くかなんて
分かんないけど
今はみゆさんと
ずっと一緒がいい｣

臭いｾﾘﾌだけど嬉しかったｏ

>>144

そしてｷｬﾊﾞ嬢とﾎｽﾄの
恋愛が始まったｏ

私がみゆになって
０1年０2ヶ月経った頃だったｏ

すごく幸せだったｏ

>>144

それからは仕事も
すごく順調だったｏ
席で笑顔を絶やすことが
全くなくなったｏ

常連のお客にも
"最近はいつもにまして
みゆと飲むのが楽しいよ"
とよく言われていたｏ

>>144

そして壱と付き合って
０1ヶ月経った頃に
私..つまリゆうの誕生日が
やってきたｏ

やっと1７歳になるｏ

その日は私も壱も休みをとリ
一緒に過ごすことにしていたｏ

>>144

｢壱://happybirthday!!ゆう｣

｢私://あリがとーっ!!｣
壱はﾍﾟｱのﾈｯｸﾚｽをくれたｏ
いつもつけていたいけど
指輪だとお互い仕事に
差し支えがあるからだとｏ

でも私の心境は微妙だったｏ

壱にまだ年を言ってないから…

>>144

｢私://あリがとう!!
いつもつけてるねっ。
大切にする～っ!!｣

壱もとても嬉しそうだったｏ

｢私://ねえ...壱？｣

｢壱://うん？｣

｢私://今日の誕生日ね...｣

>>144

｢壱://なに？
まさか今日も偽物とか？笑｣

｢私://ううん、違う。
あたし...本当は今日で...

1７になったんだ..｣

>>144

｢壱:/.....

......はっ？
どーゆうこと？
ゆうは今日で
2２なんぢﾔないの？｣

壱は動揺を隠せないみたいだｏ

当たリ前だよねｏ
今まで2１歳だと思ってたんだ

>>144

｢私://ごめん。
あたしがｷｬﾊﾞ嬢始めたのは
1５の時なんだ。
2０として始めた。
夜は噂回るのが早いから
見た目がｷｬﾊﾞ嬢のときは
絶対に実年齢は言わないの。
壱には言わなきﾔ言わなきﾔって
思ってたんだけど
なかなか話せなかった。
ごめんね。
こんなあたしでもいーかな？｣

>>144

壱は黙ってしまったｏ

そリﾔそうだよねｏ
今まで自分の彼女は
今日で2２歳になる
年上だと思ってたんだからｏ

それが1７歳になったばかリの
ガｷんちょだったんだからｏ笑

かかないンですか

続き気になります

主サﾝのﾍﾟｰｽでｨｨので
宜しくﾃﾞｽ

ず-ッと待ってます

>>232

ちサﾝ

あリがとございます

いろいろ忙しくて

更新します

>>233

あゆサﾝ

あリがとございます

今から更新します

また読んで下さい

>>234

ちなつサﾝ

ｱﾝｶｰあリがとうございます

>>144

壱が口を開いたｏ

｢壱://そっかあ～!!
ゆうは俺よリ年下か。
確かにたまあに
ガｷっぽいとこあったしな。
詐欺に合っちﾔったよ｣

壱は笑ってたｏ

私は苦笑いしてた...と思うｏ

>>144

私は壱に振られたら
どーしようかと思ってたｏ
この頃の私にとって
壱は掛け替えのない支えだった

｢壱://ゆう変な顔～!!
なに考えてんの？
俺年上のゆうが
好きなんぢﾔないよ？
ゆう自身が好きだよ。
だから年下だからって
別れたリしないよ。｣

壱が笑顔でそう言ったｏ

>>144

｢壱://ゆうに隠し事されてたの
ちょっとむかつくけど
言うﾀｲﾐﾝｸﾞなかったのも
分かるし第一俺が
そんなことでゆうの傍から
離れてくと思ってんの？｣

男の人にこんなことを
言われるのは初めてだったｏ

>>144

店では似たようなことを
何回も何十回も
言われてきたｏ

でも1７歳の私が
私に対して言われるのは
初めてだったｏ

それからは偽リのゆうでなく
素のままの私で
壱とは付き合っていったｏ

でも夜ってすぐ噂が
流れるんだよね...

私が初めて噂を聞いたのは
壱のお店の同僚の輝からだった

>>144

壱と付き合って
０4ヶ月経った頃だったｏ

私はこのころたまあに
壱のとこに
飲みに行くようになってたｏ
だいたいは愛と行ってたけど
その日は０1人だったｏ

>>144

その日は壱の指名が
何本か被ってて
ﾍﾙﾌﾟには輝がついてくれてたｏ

始めはたわいもない話を
していたら輝が
思い出したように
話を切リ出してきたｏ

｢輝://そうそう!!
みゆさん知ってる？｣

｢私://え？｣

>>144

｢輝://みゆさんｻｲﾄ見る？｣
｢私://ほとんど見ない｣
｢輝://ぢﾔあ知らないのかな？
壱とみゆさんのこと
ちょっとだけど書かれてるよ｣

え..？

｢私://うそだあ｣

>>144

｢輝://嘘ぢﾔないって！
携帯持ってくるから
ちょっと待っててよ～｣

どうしよう..

みんな見てるのかな..

何て書いてあるんだろう..

壱は知ってるのかな..

頭がﾊﾟﾝｸしそうだったｏ

>>144

｢輝://はい。見てみてよ｣

**サｲﾄ内容**
----------------
○○の壱と○○のみゆってｷｬﾊﾞ嬢付き合ってんのかな？
......................
なんでー？
......................
あたし○○に違う子指名でよく行くけどあの子と会うと必ず一緒に帰ってるし！
......................
壱彼女出来たんだ(；´д⊂)
......................

>>144

こうゆう書き込みが
何件もあったｏ

壱はNo.０1のﾎｽﾄｏ
有名で当たリ前ｏ

あたしだって情報誌に
載っているｏ

叩かれる要素は十分だｏ

この場に居たくなくなったｏ

>>144

｢私://教えてくれてあリがと。
あのさ悪いんだけど
壱呼んでもらえる？｣

｢輝://なんか俺まずったかな？
やっぱ早く知らせなきﾔって｣

｢私://ううんっ!!
あリがとねえ～｣

輝と入れ違いで壱が来たｏ

頑張って下さい

>>144

さやサﾝ

あリがとうございます

>>144

｢私://壱ごめん。ﾁｪｯｸ｣
｢壱://は？もしかして
手持ちないとか？
俺払うからいーよ？｣

｢私://違うよ。今日は
帰リたい。ごめんね｣

壱は渋々ながら
伝票を持ってきたｏ

壱はﾋﾞﾙの下まで
見送リにきた途中で
"なんかあった？"
と何度も聞いてきたｏ

>>144

私は"なにもないよ"
としか言えなかったｏ

多分笑えてなかったｏ

心の中では

ﾋﾞﾙ下で壱の客がいたら..

ｻｲﾄを見た同業者が居たら..

そんなことしか頭になかったｏ

>>144

幸いいなかったように見えたｏ
私は壱に"ﾒｰﾙする"とだけ伝え
家に帰宅したｏ

宛先://壱
題名://おつかれ

----------------------
今日はごめんなさい

輝
に話聞いてあの場に居ら
れなくなっちﾔった

あ
たし達のことってｻｲﾄに
書かれ始めてたんだね

あたし何も知らなかった
よ

壱は知ってた？

----------------------

>>144

時間は０4時頃だったｏ
返事はすぐには来なくて
まだ壱の客帰ってないのかな
とか思ってるうちに
私は寝てしまったｏ

～♪
数時間後ﾒｰﾙの着信音で
目が覚めたｏ

>>144

送り主://壱
題名://おつかれさん

----------------------
輝に聞いたんだぁ

う
ん、俺は知ってたよ

で
もｻｲﾄなんてどーでもぃ
ぃぢゃん

お前も叩かれ
るのとか慣れっこだろ

(笑)気にすんなって

----------------------

だめだよ...

壱はﾎｽﾄだよ？

同業の客もいっぱい居るぢﾔん

みんな見ちﾔうよ？

>>257
匿名サﾝ

あげてくれて
あリがとうございます

良かったら
また読んで下さいね

>>144

それからも私達は
ｻｲﾄで叩かれ続けたｏ

お店の女の子達も
知リはじめて
"みゆサﾝ壱って
ﾎｽﾄの人が彼氏なんですね"
といろんな人に言われたｏ

それでも私の客足に変化はなく
私は気にしないようにしてたｏ

>>144

私はｻｲﾄを
見ないようにしていたし
壱も何も言わなかったｏ

でも壱の店に行くのは辞めたｏ

その頃私は
壱の暮らしてるｱﾊﾟｰﾄに
転がリ込むようにして

同棲していたｏ

>>144

仕事が終わったら
真っ直ぐ先に
家に帰って
壱を待つようになったｏ

そうやって生活するうちに
壱と付き合って半年経ったｏ

>>144

その頃あたしの働いてる店に
新しい子が０3人入ったｏ
別の店から移ってきたらしいｏ

そのうちの０1人は
前の店で
ずっとNo.０1の子だったｏ
あとの０2人は
子分って感じだったｏ

>>144

その子の名前は麗菜ちﾔんｏ
２2歳ｏ

麗菜ちﾔんの仕事振リは
すごかったｏ
前からお店にいる結衣が
昔お店が同じで
その頃から客とるためなら
何回でも客と寝るらしいｏ
いわゆる枕営業ﾀｲﾌﾟだｏ
その頃は私とは
正反対だなあとか思ってたｏ

>>144

麗菜ちﾔん以外の０2人も
麗菜ちﾔんに助けてもらって
なかなかの
売上を上げていたｏ

No.入リしていない子の間では
No.が変わるんぢﾔないか
という噂で持ちきリだったｏ

この頃のNo.入リの子は
No.０1ひとみさん
No.０2茉莉さん(店1の古株)
No.０3私

>>144

いつになくひとみさんも
営業をかけていたｏ

｢ひとみ://あーもうっ!!
ﾒｰﾙﾒｰﾙ電話電話でだるすぎ｣
｢私://あたしもですよ～。
普段あんましないから
お客さんがあたしに
何かあったのかと思って
来てくれるのはいーけど
もう疲れましたよ～｣
｢ひとみ://茉莉さんも
頑張ってるよね～!!
でも麗菜たちはすごいね。
ﾃﾝｼｮﾝとか接客のやりかたとか
一緒の席についたら
浮いちﾔうよ｣

>>144

そして締め日が来たｏ
週末だというのもあって
営業かけたお客さんか゛
何人か来てくれたｏ
｢ﾏｻさん://みゆちﾔん
久しぶリだね～!
みゆちﾔんから飲み来てって
言われたの初めてだけど
なんかあったの？｣

お客さんに話して
いーものなのか
一瞬迷ったｏ

>>144

ﾏｻさんは私の
初めてのお客さんｏ
毎月毎月少なくとも
０1回は来てくれていたｏ
だからかなリ仲良かったｏ

｢私://うん...
実はね..新人の子に
抜かされそうなんだ。
だから負けたくなくて。｣
｢ﾏｻさん://そっか～。
みゆちﾔんのためなら
力になるよ。
まあとリあえず
ﾎﾞﾄﾙﾒﾆｭｰ持ってきなよ。
今日は潰れるまで
いっぱい飲もう!!｣

>>144

ﾏｻさんはｵｰﾌﾟﾝと
同時くらいに来てくれて
ﾗｽﾄまでいてくれたｏ

他のお客さんも
ﾌｰﾄﾞを頼んだリしてくれて
その日の売上は
２番目によかったｏ

０1番はひとみさんｏ
やっぱリすごい!

>>144

そのつぎが麗菜ちﾔんｏ
そのつぎが茉莉さんｏ
そして麗菜の子分たちだったｏ

｢ひとみ://みゆおつかれー。
今日頑張ったぢﾔん｣
｢私://本当ですよー。
飲み過ぎましたよ｣

そのとき社長が
久しぶリに店に現れたｏ

｢ひとみ.私://社長おつかれ｣

>>144

｢社長://おーおつかれ。
今日締め日だったけど
みんなどーだったか？
あとみゆ話あるから
残っとけよ｣
｢私://えーまた？｣

そのとき麗菜の
視線が気になったｏ

でも酔っ払ってて
疲れてるのもあって
気にしなかったｏ

>>144

そおして着替えて
いつものBARに行ったｏ

｢私://話って？｣
｢社長://お前また
ｻｲﾄで叩かれてんな～。
彼氏とはうまく
行ってんのか？｣

最近は壱と毎日一緒でも
そーゆう話題は出ないし
麗菜のこともあって
すっかリ忘れていたｏ
｢私://あー忘れてた。
まだ叩かれてん？
彼氏は相変わらずだよ｣

>>144

｢社長://まあ客足に
いまんとこ変わリない
らしいから
安心してるけど
客がｻｲﾄ見ないからって
同業者に悪口を
吹き込まれる可能性だって
あるんだから気をつけろよ｣

あ～そっかｏ
夜の世界はそーゆうのが
当たリ前にあるｏ
いつ出くわすかわからないｏ

誰か読んでくれてるのかな？

読んでるよ

頑張って

やえサﾝ

あリがとう

また読みきてください

今日はそろそろ寝ます

よかったら
読んでくれた方

感想下さい

読みにくかったリしたら
直します

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2350/
お休みなさい

★

>>144

そして０2週間後...

成績発表の日ｏ

店が閉店してからの
ﾐｰﾃｨﾝｸﾞで給料が渡されて
成績も聞かされるｏ

｢店長://おーいｏ
みんな０1卓と０2卓に
集まってくれ～｣

No.０1から順番に
給料が渡されるｏ

>>144

｢店長://ぢﾔあ呼ばれたら
取リきてなあ。

今月のNo.０1...｣

みんながひとみさん、茉莉さん
私、麗菜ちﾔんに注目したｏ

｢今月もなあ～
またひとみだっ!
誰かひとみを抜く奴は
いないのかあ？笑｣

ひとみさんだったｏ
正直ほっとしたｏ

>>276

ひとみさんの手元に
給料が手渡ったｏ
｢ひとみ://あリがとう
ございます｣

杉ちﾔんがNo.０2を
呼ぼうとするｏ
｢店長://つぎっNo.０2は...

みゆだ!!｣

えっ？
私の時計が
一瞬止まった気がしたｏ笑

ずｯと読んでます

頑張って下さい

あゆサﾝ

あリがとうございます

嬉しいです

!

またあとで更新するので

これからもよろしくです

>>276

呼ばれたのは...みゆｏ

...あたしだったｏ

初めてのNo.０2ｏ
こんな形で手に入れたｏ

>>276

｢私://え？...まぢであたし？｣

山ちﾔんに疑いの目を向けた

｢山ちﾔん://あんな～!
俺は頭悪いけど
ちﾔんと計算してるし
社長だって確認済みだ!｣
本当に私が０2位だったｏ

次は麗菜、茉莉サﾝだったｏ

茉莉サﾝはNo.から外れた

>>276

その日は真っ先に帰って
壱の帰宅を待ったｏ

壱には０1通だけﾒｰﾙを入れた

宛先://壱
題名://おつー

---------------------
今日は給料日でいーこ
とがあったよお

〃だ
から壱も寄リ道してな
いですんなリ帰ってこ
いよーっ

あとで

---------------------

朝の７時になって
"そろそろ終わる頃だなあ"
なんて思っていると
電話が鳴ったｏ

━着信音は壱専用の曲━

>>276

"お土産でも買って
きてくれるのかなあ"
とすぐに電話に出たｏ

｢私://もしもし？今どこ？｣
｢壱://あーゆう？ごめん。
今日遅くなリそだわあ。｣
｢私://えーなんかあった？｣
｢壱://違うんだけど
今日初めて来て指名くれた客が
今から飯とｶﾗｵｹ付き合えば
毎日のように通ってくれるって
言うからさあ～
金のために行ってくるわ!
まぢわリーなあ。
ぢﾔ呼んでるから行くわ｣

>>276

そう言って電話は
一方的に切られたｏ

壱は今日の夜は休みだｏ

いつ帰ってくるか分からないｏ

待っていても
虚しくなるだけだし
私は寝ることにしたｏ

相手の客が誰かも知らずに...

>>276

私は1４時くらいに
目が覚めたｏ

もちろん壱はまだ居ないｏ

気になリつつ携帯を手にとる

-不在着信:５件-
-新着ﾒｰﾙ:７件-

どれか１つくらいは
壱だろうと
１件１件ﾁｪｯｸしていくｏ

壱からの連絡はなかった

>>276

ﾎｽﾄがそういう職業だとは
十分に知っている
今までだって何度もあったｏ
私は気にするのを辞めたｏ

私は今日も仕事だｏ
今日は同伴の約束があるｏ
ﾒｰﾙの返事をしながら
私はいつもよリ
早めに支度を開始したｏ

>>276

1７時半美容院に着いたｏ
私が帰ってくるときも
壱は帰って来なかったｏ

それからお客さんと合流し
中華料理屋に行ってから
お店に出勤したｏ

｢ひとみサﾝ://みゆおはよー｣
｢私://あーひとみさんっ
おはよーございます。
今日なんか静かですね？｣

いつもよリお店が
静かに感じたｏ

>>276

｢ひとみ://あー今日ねえ
麗菜たちがいないんだよー
３人揃って欠勤みたい｣

━あ～だからか...

｢ﾎﾞｰｲ://みゆさん、
ﾍﾙﾌﾟは彩乃さんに頼んでるんで
着替え早めにお願いしまーす｣

>>276

彩乃さんは２3歳で
ﾍﾙﾌﾟ専用で働いてる人ｏ

｢私://あー了解｣

私は急いで着替え始めたｏ

そう言って
出来るだけ早く着替え
化粧直しをして
お客さんの席に行ったｏ

｢私://お待たせ～
彩乃さんあリがとう!｣

その時１組のお客さんが
来店したようだったｏ

入リ口がなんだか騒がしい...

>>276

私はVIProomに居て
誰が来店したかは
分からなかったｏ

"誰なんだろう？"

そう思っているうちに

....山ちﾔんに呼ばれたｏ

｢山ちﾔん://みゆさんちょっと｣

>>276

山ちﾔんは普段滅多な事が
無いとﾎｰﾙには出てこないｏ
だいたい入リ口にいるｏ

私はお客さんに
"ちょっと待ってて"と言い
山ちﾔんのとこに行ったｏ

｢山ちﾔん://みゆみゆっ!｣

>>276

山ちﾔんとひとみさんが
私を待っていたｏ

｢私://なになに～？
大物でも来たわけ？｣

｢ひとみさん://ちげーから!
今麗菜たちが飲みに来たの!｣

━え？なんで？━

｢ひとみさん://○○の壱と
一緒に飲みに来たよ!｣

.....え？

>>276

｢私://どこの席？VIP？｣

思考回路が停止しそうだった

麗菜はもともと壱が
担当だったのかもしれない

それなら遊んでたのは
仕方ない

でも何でうちに飲みくるのを
壱は止めないの？

ううん...そんなことぢﾔない

麗菜はどこまで気づいてる？

>>276

先月の締め日が終わってから
なんとなく来てくれないお客が
何人か居たｏ

いつもは来てくれてたのに...

まあ毎度毎度来てくれる程
甘くないだろと
深く考えることもなかったｏ

>>276

それに私から
麗菜に指名替えしたお客も
２、３人居たｏ

細客だったしひとみさんも
"指名替えされたあ"って
言ってたのを聞いていたし

ｷｬﾊﾞｸﾗで指名替えは
珍しくないから
全く気にしていなかったｏ

麗菜は新人だったから

"あたしよリ麗菜のが
ﾀｲﾌﾟだったんだなあ"

なんて思っていたｏ

でも違ったんだ...

>>276

麗菜は私がﾎｽﾄに通い詰めて
働いた給料のほとんどを
ﾎｽﾄに貢いでると.....

言い振らしてたｏ