男　運

自己満になると思いますが、私の男を見る目のなさを書きたいと思います｡

私『久しぶりなのに､そのだらしない格好なんやねん!!笑』

パンツ一枚のｱｯﾁｬﾝ｡

篤志『筋トレしたら汗かいたんや｡』

真緒『汗くさーい』
隆史『汗くさーい』

ﾊﾞｶｯﾌﾟﾙがｱｯﾁｬﾝから離れる｡

さっきまで何話したらいいか､どんな顔してｱｯﾁｬﾝを見ていいか考えてたけど､いつの間にかそんな事わすれて笑ってた｡

それから４人で前みたいに色んな馬鹿話しをして盛り上がった｡

気がついたら夜10時｡

真緒『うち､お腹すいたし帰るわー｡』

真緒に言われて､私もお腹が空いてることに気がついた｡

私『ぢゃあ､うちも帰るわ｡』

隆史『おーれも♪』

篤志『おう｡また来いや♪あ､ひなに話したいことまだ話してへんかった｡』

私『そや｡それ聞きに来たのに忘れてた｡何やったん？』

篤志『お前に紹介したい奴おんねんや｡』

私『はあ？何やねん｡誰やねん｡何者やねんな｡笑』

(なになに？私たち結婚します的な事？)

明らかに動揺しまくった｡

篤志『うん｡何者かは会うてみてからの楽しみにしとき｡』

そう言うてｱｯﾁｬﾝは､にやにや笑てた｡

私『なんやねんそれ｡会いたくない｡』

ｱｯﾁｬﾝが笑てるのを見て､なんか分かれへんけどムカついた｡

篤志『前に１回会うた事あると思うで｡』

私『嫌や｡会いたくない｡』

意地になってた｡

篤志『何ムキになってんねん｡今日は気いつけて帰りや｡』

ｱｯﾁｬﾝはそう言うて玄関まで､隆史とうちを見送りに来てくれた｡

帰りはｱｯﾁｬﾝの話を忘れて隆史と､今日久しぶりに４人集まって話した事や真緒の相談事について盛り上がった｡

でもひとりになるとｱｯﾁｬﾝの言うてた事が気になって仕方なかった｡

(会わせたい人って誰やねん｡新しい彼女？でも､前に会うた事あるって言うてたなー｡誰やろ｡ｱｯﾁｬﾝに女の子紹介してもろた記憶ないねんけどな｡あﾞー誰やねんな!!!!)

そればっかり頭ん中ぐるぐるして､ほんまに頭から煙でるんちゃうかってぐらい普段使えへん頭フル回転させて無駄に考えた｡

でも､いくら考えても分かるわけなかった｡

私『真緒ー｡ｱｯﾁｬﾝ何も言うてない？』

あれから一週間経とうとしてるのにｱｯﾁｬﾝは会わせたい人について何も言うてこない｡

真緒『べつに何も聞いてないよ｡隆史も連れて今日一緒にｱｯﾁｬﾝち行こか♪』

私『うーん｡やめとく｡』

【会わせたい人】の事は気になるけど､ｱｯﾁｬﾝの新しい彼女とかやったら聞きたくなかったし｡

ｱｯﾁｬﾝの事まだ好きとかちゃうけど､なんか嫌やった｡

真緒『ぢゃあ隆史と行ってくるー｡ほんまに行かんのん？』

私『ほんまに行かん!!』
意地っぱりやねん｡笑