ＭｙＳｔｏｒｙ…

私の小学４年から今現在（１６歳）までのことを小説に書いてみます。

内容はいじめ、レイプ、家庭問題などです。

暇な方は読んでみてください。

※更新は少しずつしかできないと思います。
あと中傷はやめてください！

だがそんなに簡単に寝かせてくれる訳もなく髪を撫でられた。

明奈は髪くらいなら…と思いそのまま寝た振りをしていた。

次の瞬間明奈のほっぺに温かい何かが触れた。

キス…

明奈『さっきから黙ってれば好き勝手やりやがって！もうこんな危険なとこいられない！帰るから』

真冬の明け方に明奈は男の家を飛び出した。

寒いけど駅まで自分で歩いて行こうと思った。

２００メートルくらい歩いた所で男は車に乗って追いかけて来た。

男『この辺の道わかんねえだろ…それに駅まで１０キロはあるし歩いて帰るのは無理だ。駅まで乗せてくから車のって？』

明奈は少し迷ったが何時間も歩くのは嫌だったので駅まで送って貰うことにした。

明奈達はお互い何も話さず、車から流れてくる音楽をただ聞いていた。

駅まで送ってもらった明奈は始発に乗ると真由の家に向かった。

真由の家につくと真由はもう起きていて真由の彼氏はいなかった。

明奈『あ～最悪！先輩に手出されそうになった～』

明奈はついつい真由に愚痴をこぼす。

真由『まじかよ！ありえねえー。てかそういえば明奈今回は何で家出したんだ～？』

少し触れられたくない話題だったが泊めてもらうからには真由には言わなきゃいけない。

明奈『なんかさー弟産まれたんだよね…で、なんとなく家にいたくなくてさ～』

真由『やっぱ明奈はいろんな意味で餓鬼だな～ｗ

別に家にいるのはいーけど１週間だけだかんな』

明奈『ありがと～…ってか明奈ガキじゃないからっ！』

真由はごめんと言いながらも笑っていた。

１週間後には約束通り家に帰ることになった。

お母さんと赤ちゃんがまだ退院してませんように…。

家の前で軽く神に祈ってみる。

だけど玄関のドアを開けるとお母さんのくつはあり、赤ちゃんの声も聞こえる。

リビングの前を通り過ぎ自分の部屋に入る。

両親は赤ちゃんに夢中で明奈が１週間ぶりに帰って来たというのに何も言いには来なかった。

もしかしたら帰ってきたことすら気付いてなかったのかもしれない。

赤ちゃんに両親を取られたような気がして明奈はベットで泣いた。

部屋まで聞こえてくる３人の声が余計に寂しさを感じさせた。