不器用な恋愛

俺達はベンチに座った。ゆきなはまたすぐ手を握ってきた。

俺｢服似合ってんじゃん！｣
ゆきな｢気づいてたの？りゅうちゃん何もいわないから！嬉しいなっ！かわいい？｣

ゆきなはスタイルもいいしほんとに似合ってた。
俺｢うん！かわいいってか‥エロい笑｣
ゆきな｢やだー！りゅうちゃんが選んだんじゃん！もしかしてりゅうちゃんって変態？｣

俺｢おう！まぁな笑｣

たった２回しか会ってないけど俺達はすげー仲良くなっていた。

大体俺は人見知りなのに、ゆきなは人なつっこいしすげー喋りやすかったから。。

それから少し話してなぜかゆきなが静かになった。

俺｢？どしたん？｣
ゆきな｢‥。りゅうちゃん、ゆきなりゅうちゃんが好きかも。ほんとは初めて会った時、りゅうちゃんに一目惚れしたんだ！｣

ゆきな｢会ってこーやって遊んでほんとに好きになった！迷惑？｣

ゆきなの好意は感じていたけど、いきなり告られてびっくりした。

でも俺も少しでも好意がないと手つないだりしないし、ゆきなといると楽しいし、好きになりかけてんのかなって思った。
ゆきな｢りゅうちゃん、私と付き合ってくれますか？｣

俺｢まだ会ったばっかだし‥好きとかわかんねーけどそれでもいいん？｣

ゆきな｢うんいい！！全然いい！ゆきな付き合えるだけでもう嬉しいもんっ｣

俺｢じゃー‥付き合おっか。｣
ゆきなはすげー喜んでくれた。
｢絶対ゆきなに惚れさせてみせるからー♪｣とかなんとかひとりではしゃいでた。

このゆきなの宣言どーり‥まさか俺は骨抜きにされるとはこの時は思うはずもなく。ふたりではしゃいでいたんだ。

【おはよーりゅうちゃん♪これから毎日ラブラブしようね

りゅうちゃん大好きだよ！】

朝起きるとゆきなからメールがきていた‥
俺【おはよ！そーだな♪これからよろしくな！とりあえずまだ眠い(=_=;)】

ゆきな【学校遅刻しちゃダメだよっ！今日も終わってから会える

？】

俺【会えるよ！終わったら迎えいくわ！】

ゆ【ありがと♪♪またメールするからね！】

そこでメールは終わった。しかしゆきなは学校でも暇なんだろう、なにかしらメールを送ってくる。

【りゅうちゃんなにしてんの～】
【早くりゅうちゃんに会いたーい】
とか‥。甘えん坊でりゅうちゃん２ゆってくるゆきなが俺はだんだんと可愛く思えてしかたなかった。
単純だな俺‥