大切な君へ-彼女は風俗嬢-
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#1 [*愛結*]
 
ほぼ実話です。
最後まで頑張ります。
 
自己満の世界ですが
よろしくお願いします

⏰:08/01/03 18:09 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#2 [*愛結*]
 
-第一章-
 
《出会い》
 
 

ねぇ…

ゆうちゃん
覚えてる?

私達が出会ったのは
こんな雪がちらつく日の夜だったよね…?

⏰:08/01/03 18:10 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#3 [*愛結*]
 
《Yuithi》
 
 
『おはよ〜ございや〜す。』

あぁダルイ出勤。

まだ昼の12時…
あと12時間もあるし。

毎日毎日抜きにくるオヤジに女の子はどうでしたかってまぢタリィ…

それでなくても可愛い娘も居ないしうちの店の何がいんだろ〜なぁ。

まぁ楽だからいいけどさ。

今日の昼飯何にしよッ♪

⏰:08/01/03 18:13 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#4 [*愛結*]
『おい宮本君!!』

『はい?』

『今日涼さんが新人連れてくるみたいだから。話によると現役キャバ嬢らしいよ。まぁデブではなさそうだよな(笑)』

『そおなんすかッ!!へぇ〜どんな娘ッすかね♪』

どうでもいいよ〜
所詮落ちぶれたキャバ嬢だろ?

あゆみなンて可愛いからキャバクラで100万稼ぐしなぁ。
何か無いとソープなんて来ねぇよ。

あぁ怖い怖い(笑)

⏰:08/01/03 18:15 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#5 [*愛結*]
といいつつ俺はちょっぴり面白半分で興味があった。
 
ブスはブスでネタだしデブはデブでネタ。

俺はしっかり笑う準備をしていた。





『休憩ありがとうございます。新人来ました?』

『おう♪とッくに来て今店長と…(笑)』

『あぁ…。まぢッすか。』

そうだッた。
新人は店長とまずは裸と裸のお付きあい

だもんな…。

可愛そうに。

俺は笑う準備も忘れて同情しつつグラスを寝惚けながら洗ってた。



-カチャッ----

⏰:08/01/03 18:17 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#6 [*愛結*]
 
『失礼します…』

----?


『お疲れ様です…』

笑えなかった。

というより声が出なかった。

そこには、長い茶髪で風俗にはめったに居ないくらいのバッチリなメイク、襟元にはファーがついた黒いロングコートにCHANELのバッグまさにキャバ嬢が居た。

何で………?

だって場違いだろ?

それともわけあり?

『お,お疲れ様です。』

どもったし(笑)

『帰るんすか?』

『はい…タィミング悪くて…生理来ちゃったんですぅ。』

『もう今年は来れないので1月に来ますね。すみませン…お疲れ様でした。』

そう会釈をして店を出て行った彼女の背中を見て,何故か俺はもう来るなと祈っていた。

⏰:08/01/03 18:19 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#7 [*愛結*]
 
俺はあれから彼女が頭から離れない。

あれはタィプだ(笑)

いやそれもあるけど,風俗なんてほとんど訳ありか変な奴。

俺はそおゆう偏見を持っている。

だって何故か風俗嬢は日給10万いく人も居るのに身なりは地味だし。
それって何かあるんだろ?

俺だったらまず服買うし〜貯めたらさっさと辞めるしな。

あの娘は何で風俗に来たんだろう…

涼さんの友達って言ってたよな。

聞けばいいんぢゃん!!

気になって気になって仕方なかったんだ。

⏰:08/01/03 18:23 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#8 [*愛結*]
 
『あっ涼さん!!』
 
『おっめずらしいね☆』
 
『あぁまぁ…。』
 
『どうかしたの?』
 
『あの娘生理で帰ったんすか?』
 
涼さんと話すのは慣れてない。
タメなんだけどなぁ。
 
『あぁ美波ちゃん?タイミング悪かったよねぇ。あぁでも逆に良かったのかなぁ。』
 
美波っていうのか。
 
『何でっすか?』
 
『店長のアレでもう参ってたもん↓客なんてもっとキツイでしょ?』
 

⏰:08/01/03 18:31 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#9 [*愛結*]
 
可愛そうに…
 
店長とのアレって…
 
店長の体を裸になりお風呂で洗い、一緒お風呂に入り、ベッドに行き女の子は店長の体を攻める。
 
お返しに店長は女の子の体を愛撫し挿入前までの行為をする。
 
それが風呂屋の講習であり仕事の始まり。
 
想像するだけで俺は、自然に拳を握っていた。
 
本当の名前も知らない彼女を考えるだけで…。

⏰:08/01/03 18:39 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


#10 [*愛結*]
 
『ってそれがどうかした?』
 
俺はもう抑えられなかった。
 
『涼さ〜ん♪俺あの娘タイプでした〜。アドとか…駄目っすかね??』
 
『おっけい♪美波ちゃん彼氏居ないし聞いてみてあげるよ♪』
 
『フリー?ラッキィ☆』
 
絶対来ちゃ駄目だ。
 
ここに来ちゃ駄目だ。
 
あの時からかな…
 
こいつを守りたいと思ったのは。

⏰:08/01/03 18:48 📱:P902i 🆔:MM6PXeyE


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