大切な君へ-彼女は風俗嬢-
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#16 [*愛結*]
『美波待て!!』
『これで精一杯なんだ。』
『今のメンツじゃ持たない。悪いがこれで嫌になって奴らはきっと辞めていく。それでいいんだ。』
そんなのってないよ…。
周りを見ると愛華達は、泣きじゃくり、ボーイが悟っていたのか声を殺して泣いていた。
:08/01/04 02:00
:P902i
:T1kd36.w
#17 [*愛結*]
『洸君…?』
問掛けると、
『美波ちゃん…ごめんね…俺…説得したんだよ…?俺給料いらないから女の子達に相応の給料あげてやって下さいって…』
『でもね…駄目だった…役不足でごめん…』
大の男が女の前で泣いている。
一緒に働いていた元彼も泣いていた…。
初めてだった。
こんなに泣いてるのは。
アタシは女の子達の手を取り店を後にするのが精一杯だった。
泣いたってわめいたってお金は降ってこない。
:08/01/04 02:06
:P902i
:T1kd36.w
#18 [*愛結*]
『美波さんごめんね。お店辞めて愛華風俗いく。ばぃばぃ…』
『アタシは居酒屋で働いた方マシ。地元帰ろっかな。』
『そっか…』
もうそれしか言えなかった。
十字路に差し掛かると皆違う方向に飲み屋街を後にし歩いていった。
もう朝8時になろうとしていた。
:08/01/04 02:09
:P902i
:T1kd36.w
#19 [*愛結*]
ピロピロピー〜♪
-着信中-
志田
(志田…?)
元彼のうちのボーイからの電話だ。
『もし〜?どした?』
『美波今日出勤する?』
『ん〜洋平に報告して相談してから〜行くとしても営業できないよね(笑)』
『美波行くなら俺も行くよ?』
『ありがと♪ぢゃまた今夜ね。』
:08/01/04 02:13
:P902i
:T1kd36.w
#20 [ペコ]
:08/01/19 01:28
:SO902i
:eHfYnxB.
#21 [我輩は匿名である]
こーゆーのは実話に基づいたフィクションでしょ。
板違い

:08/01/19 03:28
:N904i
:☆☆☆
#22 [*愛結*]
20さンありがとぅ

久々に来てみた
21さンごめンなさL1

3割ゎ作り話も入るので…
ここまで書L1たので申し訳なL1ですが書かせて下さL1

:08/01/20 17:56
:P902i
:8i6U3H/Y
#23 [*愛結*]
その夜集まった女の子はアタシを含め2人しか集まらなかった。
もう一人はというと,いつも文句を言いながらも店の事を考え下の子に指導していた先輩だった。
先輩とアタシとNO,1の美羽は仕事帰りにホストクラブで朝まで飲む仲だ。
というより,古い者同士がただ集まったにすぎないけどね。
美羽は何も知らずに今日も欠勤。
いつもとは違う店内にアタシと先輩は黒服達目の前にして溜め息をつくだけだった。
:08/01/20 18:07
:P902i
:8i6U3H/Y
#24 [*愛結*]
『ねぇどうすんの…?』
アタシはそれだけが知りたい。
『え?営業するよ☆』
『あーまた昔みたく女の子集まらないから理緒さんと2人で営業しろってね。マジふざけないで!今日は週末だよ?』
『普通通り客呼んでる身になって!』
『大丈夫大丈夫。』
昨日あんなに明るい子達が泣き崩れてる光景がまだ目に焼き付いているのに,陽気な店長がアタシは気に入らなかった。
:08/01/20 18:13
:P902i
:8i6U3H/Y
#25 [*愛結*]
営業15分前。
『おはようございまぁす☆』
何人かの女の子がどんどん入ってきた。
『理緒も美波もよろしくね。今日は一体の女の子頑張って連れてきたからさ☆』
そういう事ね。
:08/01/20 18:16
:P902i
:8i6U3H/Y
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