大切な君へ-彼女は風俗嬢-
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#32 [*愛結*]
ねぇ洋平?
元気にしてる?
バスケまだやってるかな。
一度も応援行けてなかったじゃん。
洋平が今笑ってるなら美波はそれでいいんだ。
ねぇ今笑ってる…?
:08/01/20 18:47
:P902i
:8i6U3H/Y
#33 [*愛結*]
理緒さんと美羽が居なくなってからのあの店のバックルーム。
強制指名日だというのに,風俗嬢の涼とこの間夜を始めたばかりの美樹はホストの話でもちきりだった。
『涼さぁん誰と知り合いなんですかぁ?☆美樹知ってるかもぉ。』
『刹那だよぉ。ぢゃぁ美樹行った事あるんだぁ。今日呼ぼうかなぁ。』
『呼んじゃえ!呼んじゃえ☆この前飲みに行ってあげたじゃんってさ。』
完全にアホ?
頑張るアタシが情けなくさえ感じた。
:08/01/20 22:12
:P902i
:8i6U3H/Y
#34 [*愛結*]
そしてそれから涼は掛け持ちをしてたソープランドの話をしてた。
アタシは無理!
何でオヤジとヤれるの?
そういう人も居るって事か!
って内心思ってた。
でも人間っていつどう変わるか分からないね(笑)
ていうかアタシ自身がそんなもんだったのかもしれない。
:08/01/20 22:17
:P902i
:8i6U3H/Y
#35 [ゆ-ン//
]
がんば

:08/01/20 22:25
:SO903i
:FoNbmW9Q
#36 [*愛結*]
涼と少し話してみたくなった。
自分でも何でそう思ったかも分からないけど。
とりあえず電話してみた。
『もし〜?美波ちゃん?』
『涼ちゃん。ちょっと聞きたい事あるの。いい?』
『どしたぁ?』
『ソープって何してるの?どうしてやろうと思ったの?嫌じゃないの?』
『えっ?もう慣れたよ(笑)何より楽だから。手っ取り早いし☆急にどうしたの?』
『ううん。ありがとう。』
『美波ちゃん涼が居ない間にバックレたんだって?探されるでしょ?うちにかくまってあげるよ?』
『迷惑かかるしそんな事…』
『大丈夫大丈夫!彼氏も居ないししばらくゆっくりしなよ。ねっ?』
『うん,ありがとう!』
アタシはキャリーバッグに必要最低限を入れタクシーで涼の家に向かった。
:08/01/20 22:30
:P902i
:8i6U3H/Y
#37 [*愛結*]
涼との生活が始まった。
涼はpm4時からam1時まで仕事にも関わらずいつも寝ているアタシに置き手紙を沿えてテーブルにはご飯を置いて行ってた。
“おはよう☆
美波ちゃんオムライス
好きって言ってたから
作ったよ☆
ぢゃぁ行ってくるね。
FROM 涼 ”
:08/01/20 22:36
:P902i
:8i6U3H/Y
#38 [*愛結*]
アタシは何もする事がなくグダッていた。
涼が帰ってきて朝まで語り尽しまた涼は仕事に出て行った。
そんなある日,ある人からの電話が鳴った。
今思えば最悪な自体を招く電話だったんだ。
:08/01/20 22:41
:P902i
:8i6U3H/Y
#39 [*愛結*]
“着信中”
-ふぅさん-
他店ではあるけど同じ系列の店長だった。
いつからか,仲良くなり美波と志田が付き合ってた時も知ってて弁護してくれたし暴力男と付き合ってた時は真剣になって美波の話を聞いてくれたいわゆる美波のお世話係☆
きっと,今回の事聞いて心配してるのかな…。
でも,洋平に出るなって言われたし…。
迷いに迷い
:08/01/20 22:47
:P902i
:8i6U3H/Y
#40 [*愛結*]
ゆーんさんありがとう

また書きます

:08/01/23 01:46
:P902i
:EgrK6Z/s
#41 [*愛結*]
ふうさんからの電話を出た。
『…はい。』
『美波〜!!何してる!!お前は本当に馬鹿か!!』
『え?』
『お前洋平と逃げたんだろ?正直に言え!』
『………。』
『あんなに仲良く2人で居たんだから同じ日に飛んだら誰でも分かるっつーの!』
『…うよ…。違うよ!美波洋平は知らない…。本当だよ?』
『…それでいい。お前はそれを通せ。お前よりも終われるのは黒服の洋平だ。見付かればどうなるか分かってるな…?』
口調が次第に静かになり状況を悟った。
『………。』
:08/01/23 01:51
:P902i
:EgrK6Z/s
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