大切な君へ-彼女は風俗嬢-
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#101 [*愛結*]
 
アタシ達は,お互いの今までの恋愛を2時間位語っていた。
たったの2時間でも,アタシには沢山の彼を知れた気がした。
 
彼は決してチャラくない。
意外と一途なんだなぁと伝わってきた。
 
『帰ろうか?送るよ。』

⏰:08/02/25 23:14 📱:SH905iTV 🆔:.aeyli4A


#102 [*愛結*]
 
『車?』
 
『家近いから駐車場までタクシー乗ろ☆』
 
『いいよ〜。そのタクシーで家帰るよ?』
 
『もう少し話したいんだ。』
 
アタシ達は,タクシーに乗る事にした。
沈黙が嫌いなのか本当に話したいのか彼はタクシーでも喋っていた。

⏰:08/02/25 23:17 📱:SH905iTV 🆔:.aeyli4A


#103 [*愛結*]
 
『おじさん!!ココで☆』
 
『680円だよ〜。』
 
『ありがとう!!』
 
『コレ。さぁ乗って☆』
 
『オデッセィ好き〜!!結構イジッてるねぇ。』
 
『まぁね。少しドライブしていい?』
 
『え?うん。』
 
少し遠回りする事にした。
車内の空気が少し張り詰めた気がした。

⏰:08/02/25 23:23 📱:SH905iTV 🆔:.aeyli4A


#104 [*愛結*]
 
『わーの事恋愛対象に入らないかな?』
 
『アタシさ,あんま友達の期間長いと恋愛は無理。知り過ぎないうちなら入るよ。』
 
『そうなんだぁ。じゃあ候補に入れてもらえる?』
 
口調と表情が柔らかくてアタシはドキッとしてしまった。
でもアタシは答えなかった。
ちゃんと付き合って下さいと言われるまでは。

⏰:08/02/25 23:28 📱:SH905iTV 🆔:.aeyli4A


#105 [*愛結*]
 
今日は涼の家には行かなかった。
ホストと帰ってきそうで(笑)
 
アタシは彼が頭から離れなかった。
 
家に着くと,雄一からメールがきた。
 
Sub:無題
本文________________
今日はありがとう
楽しかった
おやすみ
 
  ----END---
 
何だか,心が温かくなった気がしたんだ。
まだ気付いていなかったんだこの頃は。

⏰:08/02/25 23:34 📱:SH905iTV 🆔:.aeyli4A


#106 [*愛結*]
 
でも,アタシの頭の中には 
『俺の事恋愛対象に入る?』
 
っていう言葉が離れなかった。
実は,一途なんだろうな
とか考えてたり。
 
涼の家に行こう。
そう思いすぐ,家を出た。
 
行ってみると,合鍵がいつもの場所にあった。
 
帰ってないのかな?
 
家は静かだった。
 
テーブルの上には,置き手紙はなくカレーだけがあった。

⏰:08/02/29 00:22 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#107 [*愛結*]
 
『…おかえりぃ。』
 
目をこすりながら涼が起きてきた。
 
『ゴメン起こして。』
 
『どうだった?』
 
『それがさ………』
 
アタシ達は,朝の8時まで語っていた。
 
語り疲れて眠り,昼過ぎに起きてみると涼の姿が無かった。
 
テーブルの上には置き手紙があった。
 
アタシは読まなくても察した。

⏰:08/02/29 00:32 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#108 [*愛結*]
 
服や日用品,毛布持ってきた荷物を袋やキャリーバックにめいいっぱい詰めた。
 
何故か急いで。
 
そして,アタシは涼の部屋をでた。
 
申し訳なさを沢山胸に感じながらタクシーに乗った。
 
あぁ何て事をしたんだろうと。
 
アタシは大馬鹿だ。

⏰:08/02/29 00:41 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#109 [*愛結*]
 
 
  美波ちゃんへ
 
涼気持ち的に限界きちゃった。
ゴメンね。
 
生活リズムも。
美波ちゃん寝てる時に実は友達来たんだ。
涼さ悩んでて。
 
ごめん。
もう一緒に生活はできない。
出てってもらえるかな?
 
涼プライベートもごちゃごちゃしてて…。
本当にごめん。
 
連絡またするね。
 
    涼より

⏰:08/02/29 00:49 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


#110 [*愛結*]
 
  涼ちゃんへ
 
いろいろゴメン。
 
迷惑沢山かけて。
 
ご飯もいつもありがとう。
 
涼ちゃんの作るご飯は超美味しかった。
 
沢山甘えてばかりで本当にごめんね。
 
ありがとう。
 
    美波より

⏰:08/02/29 00:52 📱:SH905iTV 🆔:☆☆☆


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