Never END

欲しかった物は
ｶﾞﾗｽの靴じゃない

なりたかったものは
綺麗なお姫様じゃない

求めていたものは

私だけの居場所

ｼﾞﾘｼﾞﾘと太陽が容赦なく照りつけ
蝉は一生懸命という言葉にぴったりとでもいうように
ﾐﾝﾐｰﾝとせわしなく鳴き続けた
夏が終わろうと
していた頃だった

少しずつ絡まった糸が
ほどけてきたのと
同時に
私は
｢どう仕様もないこと｣
という言葉の意味を
深く考えさせられることになった

車の運転が
できるのが嬉しいのか
ﾋﾛｷがるいの家の近くまで迎えにきた

この頃ﾋﾛｷは
知り合いの紹介で
ﾊﾞｰﾃﾝの仕事をしていて　
昼夜逆転生活になっていた

それでも
るいを優先してくれているのが
毎日の連絡や
こうして迎えにきてくれる態度から感じられた

る｢ﾋﾛｷ仕事決まってよかったね

ﾑﾘしちゃダメだよ？｣　
ﾋﾛ｢大丈夫！知り合いの店だし
　そんな忙しい店ぢゃないから｣

そんな近況報告をしながらも
私は内心ﾄﾞｷﾞﾏｷﾞしていた

(今日こそはちゃんと聞いてみよう
話したくないっていわれたら
それはそれで受け止めよう｡
とりあえず思ってることお互いに
ちゃんと話し合ってみよう)
と密かに考えていたから

この日
私達は水族館に行くことになってた

ﾋﾛｷとﾃﾞｰﾄらしい
ﾃﾞｰﾄをしたのは
本当に数える程度しかなかったから
ﾜｸﾜｸする気持ちと
今日話すんだという緊張で
落ち着かなかった

それにやけに
今日はﾋﾛｷの携帯が鳴っている
ﾋﾛｷは運転しながら
携帯を確認しては
電話にでずに放置していた

る｢電話でないの？｣

ﾋﾛ｢あー､知らない番号だし｣

る｢でも､何回もかけてきてるし急用かもよ？

｣　
ﾋﾛ｢知らねーよ｡
今日はるいと一緒にいるのに
邪魔されたくないし､
るいも邪魔されたくないでしょ？

｣

本当に知らない番号からなのか
ﾋﾛｷは興味なさそうに
適当に流して笑ってた

会話の後
もう一度電話がなっと
ﾋﾛｷは携帯の電源を切った

この電話が
最初の引き金だったかもしれない

知らない方が
幸せなことも
この世界にはたくさんある

水族館についたるい達は　
大きな水槽を目の前に
子供みたいにはしゃいでた

｢るいに似てる

｣
ってﾋﾛｷが指さしたのは　
ﾏﾝﾎﾞｳだった

(んー微妙)

る｢ﾋﾛｷはｻﾒみたい！｣

ﾋﾛ｢なんで？｣

る｢凶暴だから♪笑｣

ﾋﾛ｢うるさいﾏﾝﾎﾞｳ｣

何気ない会話も
ﾋﾛｷと一緒だとこんなにも楽しく思える

色んな水槽を回って
お土産やさんで
白いるかのぬいぐるみをﾋﾛｷが買ってくれた
ﾋﾛｷはﾗｯｾﾝの絵が好きだからいるかも好きみたいで
沢山のいるかｸﾞｯｽﾞを前に興奮してたっけ

水族館を後にし
私達はﾋﾛｷの家の方向に向かいながら
遅めの昼食をとる場所を探していた

ｽﾚもいっぱいに
なりそうなので
続きは新しいｽﾚを
建てようと思います

ｷﾘが悪い所ですいません

このお話を最初に
書き始めた時は
こんなにたくさんの人が目を通してくれて
暖かいﾒｯｾｰｼﾞや応援の言葉を頂けるとは思っていませんでした｡

本当に長い間
私達２人を見守ってくださりありがとうございました

本当は１人１人に
御礼のﾒｯｾｰｼﾞを書きたかったのですがそれができず
すみませんでした

続きも
タイトルは分かりやすいように同じ様な感じで建てようと思います｡
一応ｺﾒﾝﾄｽﾚも総合に
建てる予定なので
宜しくお願い致します

ここまで書けたのは
書いている私が
皆さんに一番勇気づけて頂いたと思っています
小説初心者の駄文を読んでいただき
本当にありがとうございました

このｽﾚｯﾄﾞは 1000 を超えました。
もう書けないので新しいｽﾚｯﾄﾞを建ててください。