私と旦那

私と旦那さんの出会いからを書いていこうと思います

小説と言えるかわかりませんが・・・
よかったら読んでくださいm(_ _)m

奈良にいる間だけと
決めたのにしっかり彼にはまってた

「今日はどこ行くの？」

『どないしよか～
夜やしなぁドライブくらいしかできやんで』

「はーぃ」

私はうきうきしてた

『おまえドライブでそんな喜んでくれんの？
どこまででも行ったんで』

お互いの学校の話や友達の話
彼のバイトの話とか
そんなごくふつうな会話が楽しかった

中学生と高校生は世界が違うんだなって
早く高校生になって彼に少しでも近づきたかった

『俺なぁ今日つれにおまえのこと話してんか～
したらロリコン言われてしもうたわ！笑』

私はしょんぼりだった
言葉がでてこなくて

「ふ～ん」

ってそっけない返事

『俺は気にしやんで
好きになったんほんまやしな』

言ってくれたけど
やっぱ心から信用できなくて泣きそうだった

しばらくして山の頂上みたいなとこについた

『降りるで！』

車から降りて手をつないで少し歩いた
まだしょんぼりな私

『いつまで下むいてん
前見てみ～』

すごかった！
田舎なのにキラキラな夜景に感動して
しょんぼりから一気に元気になった

感動しながらも
チャラい男は夜景に詳しいのかななんて思ってた最低な私・・・

私は初夜景は
今となっては光も少なくてって感じだけど
気持ち的には今でも一番の夜景だ

『さっきやな思いさせてごめんな』

なんか泣けてきた

私こんな泣き虫じゃなかったのにな

『泣かんでやぁ～』

焦ってる彼がかわいくて
今度は笑えてきた

ベンチに座って手つないで肩抱かれて
なに話すわけでもないけど幸せだった

「明日も遊んで？」

『盆明けまで毎日遊ぶんで！笑
んなら昼間からどっか行こか？』

｢鹿見に行きたーい｣

『え～まじで
遠いしな・・・』

たかひろくんは行きたくない感じ出しながらも
次の日は奈良観光に連れてってくれた

「小学校の修学旅行で
奈良きたし～」

『へぇそうなん
まなつちっこいし鹿に乗れるんちゃう？笑』

楽しかった

たかひろくんににどんどんはまっていった

鹿をみたあと
たかひろくんの買い物につきあって送ってもらった

『明日はなにする？
俺バイトやから夜しか会われへんけど』

決めていぃと言ってくれるけど
奈良なんてわかんないし
中学生の遊ぶとこなんてお家とか地元ばっかりだったから決めれなかった