ありのままの自分を愛してくれた人。
あなたはあたしの特別な存在でした。。。

ゆぃ19歳。

あたしはごく普通の、どこにでもいそうな大学生。

そう、あの日までは・・・

大好きな人がいた。

その人はあたしが彼氏と別れたばかりで落ち込んでいた時、いつもそばにいてくれた。

何かと理由をつけては、あたしを外へ連れ出してくれた。

その人と一緒にいる間は、すべて忘れていられた。

そんな日々が３ヶ月ほど続いたある日、告白された。

一緒にいれば忘れられるかもしれない。

そんな軽い気持ちで最初は付き合い始めた。

その人の名前は純。

スゴクまめに連絡してくれて、毎日が楽しかった。

必要とされてるっていう安心感があって、いつしか大好きになっていた。

けど、ある日純に変化が表れた。

連絡がとれない。携帯の電源が落ちてる。

不安になったけど連絡のとりようがないから待つことしかできない。

「もしかして・・・浮気？」

そんな事思いながら待ってたら、着信。

ディスプレイを見たらそれは公衆電話からだった。

『・・・もしもし？』

「もしもし！？俺！純だけど！家賃払えなくて追い出されてもーた。携帯も止められたわ。・・・ごめんな。」

何も知らなかった。そんな事一言も言ってなかったから。

でもたしかにその頃、純はまともに仕事に出てなかった。

そして運命の日