初めて小説を書きます。文章力に自信ないので
感情がうまく伝わるか
分からないですが...
私なりに一生懸命書くので!!
よかったら見てください。

＿＿＿＿＿2007.0403.＿
pm.18:00
いつものように
私(愛)は仕事の準備をしていた。
この時間帯の仕事と言えば夜。
つまりｷｬﾊﾞｸﾗの仕事。


この仕事を始める前に
２年付き合っていた彼氏と完全に終わっていた。
見返してやろう...

そう思って始めたのが
ｷｬﾊﾞｸﾗだった。




ゆうちゃん...
あなたと出逢った事
運命だったと今も思うよ。

私は18からｷｬﾊﾞｸﾗで働いて１年で辞めた。
初めてではないが県外､しかも都内でやるのでとても緊張した。


私のこの時の年は20歳だった。
今の店は2月から入ったがこの頃は少し慣れてきた。


愛｢ 今日も頑張ろ〜!! ｣

私の朝の日課。(笑)
毎日お酒を飲み､たくさんのお客の話を聞いて､
病まない子がいないのが不思議な世界。

自分に活を入れるための一言だった。

pm.21:00

いつものように店に入った。

店長｢ 愛ちゃんお〜はよ! 今日も可愛いね!! ｣

愛｢ おはようございます。 ｣
( 顔笑ってないよ〜。 )

この店長は口だけ。
顔はいっさい笑わない。
だけどすごく優しいの。その優しさは言葉の
はしはしに感じ取れる。

( 今日お客さんくるかな.... )


いつもはがむしゃらに
頑張ってたが今日は
気分が冴えなかった。

愛｢ はぁ...... ｣


店長｢ ...!!!??
大丈夫なの〜？
ため息ばっかりついてるとお客さん来ないよ〜(笑)｣


愛｢ はぁ〜い。 ｣

若干どころか相当やる気のない返事で待機室に入った。


(12345.......14人かぁ)
店に入ったら女の子の数を確認しながら椅子に座る。
これも愛の日課だった。



いつもと変わらない日。
愛にとってもいつもと何も変わらなかった。

ゆうちゃん...

私たち出逢えて良かったのかな。

仕事が始まると同時に私のお客さんが来た。
週２回くらいのペースで来てくれる吉村さん。


気さくな人で
愛だけじゃなくヘルプの子にもすごい紳士的な人なの。
仕事が大変なのにこうして少しでも時間が空けば来てくれる。



愛が良い人だなと思ったお客様には営業はしない。これだけは愛の中で絶対と決めていた。

店長｢ 失礼します!愛さんお借りします! ｣



愛｢ 吉村さん？ ちょっとだけ愛行ってくるね!! ｣


吉村｢ 頑張りすぎるなよ。 ｣

吉村さんは指名が重なってもそう優しく言っていつも見送ってくれた。


( あと３組...頑張る!! )



そう思って通された席。
愛｢て..店長?!愛どうして新規?!｣

店長｢知り合いだし金回りいいから捕まえろ!!
フォローは俺がする!｣


と小声で言い通された先は
背が高く体格もがっちり。服装はシンプルに決めていたが全てブランド物でかためている。


第一印象は
相当苦手なﾀｲﾌﾟ!!!!



これがわたしとあなたとの
出逢いだったね。

愛｢ いらっしゃいませ!お隣失礼します。 ｣

私は元気にはきはき言うﾀｲﾌﾟではない。
どちらかというとおっとりで喋りというか頭の回転が遅い感じだった。

挨拶をすませ､座った。

愛｢ 初めましてですね!
..愛です!お名前何て言うんですか？ ｣


｢ゆういちだよ。｣



初めての会話。
ゆうちゃんの声は聞くだけであったまる。
とても優しくてとても寂しそうな...。


それからゆういちさんの好きな物や趣味の話し､私の田舎の話し...。
時間は短かったけど
たくさんゆういちさんの事を知れた。

ゆういちさんは名刺はもらわない主義だと言って私に名刺をくれた。



この時はこれから付き合うなんてお互い少しも思ってなかったね。

愛｢ あとで電話するね! ありがとうございました。｣

ｴﾚﾍﾞｰﾀｰの前での見送り。
閉まるまで下げた頭は
上げない。



本当はちゃんと顔見て見送りたいのに〜。



そう思ってたら

店長｢ 愛ちゃん!!指名!! ｣

愛｢ ....うん。 ｣
店長｢愛!!!..頑張れよ。 ｣


なぜ急に元気がなくなったかまったく分からなかった。
でもそんな姿をお客に見られるわけにもいかないので､この日は気合いで乗り切った。

仕事が終わってご飯を食べて帰る。
そうすると朝の８時は回っていた。

愛の店は朝方までやっていたから８時なんてまだいい方だった。


帰ってから時間を見てお客にメール。
それが終わってからは寝るのが早い。
ベッドに横になると何もかも忘れてしまう。
その日はそのまま寝てしまった。

気になるよ