━大切な人━

私の大切な人との
出会ｯてカﾗ
今までを
はなして
いきます

つまらなかたら
ごめンなさい

中傷わしｮｯくなので
ひそかに
思ｯていてください

下手かもしれませンが
よろしくお願いします

会ってフラれたら
どんな反応をとって
い－のか･･･
泣くのを我慢しても
顔がひきつっちゃう!

みか(嫌だ～
今きく!会うのはこわい)

私は思わず泣いてしまった｡

かい<おい!泣くなって!!
付き合ｯてもいいと
思ｯてるよ!!
次付き合うやつと
別れたくないし
結婚考えたいし…
お前とだｯたら…ｯて
色々考えてたから
時間かかｯたんだわ!!!>

……
私は頭の中が
真ｯ白になｯた…

………
付き合うｯてこと??
付き合える??

私は無理と決めつけていた
かいのタイプの女じゃないし
今まで女の子紹介したり…
男友達みたいなあつかい
されていたから…

みか<まぢ?!嘘じｬないよね?
夢じｬないよね??
ごめん…信じられない…
冗談とかじｬないよね??>

かい<ちｬんと好きだよ!じｬーな>

かいは照れたようなかんじで
笑いながら言って電話を切ｯた

私はその日眠れなかｯた

かいがいない学校に
行くのは嫌だったけど…

これからは違う…
みかは彼女なんだから!!

…彼女…

顔がニﾔけてしまう

嬉しくて…嬉しくて
誰かに言いたい!
大声で言いたい!

私はかいのことを
相談していた友達に
付き合えたことを言った…

友達はみんな
おめでとぅ

本当よかったね～!!

と喜んでくれた

あい<仮名>も
あや<仮名>も
みんな喜んでくれて
いると思ってた…
相談もきいてくれて
アドバイスもくれて…

２人共､<かいのことは
タイプではないな～
みかが好きなタイプは
よくわかんないよ～>

と笑いながら色んな
相談･話をして
みかが幸せそうで
嬉しいと言ってくれていた…

信じてた…
かいも…
友達も…

学校から帰ったら
休む間もなくバイトだった
週５日､1日3時間
バイトが８時までだったので
門限が７時だった私は
バイトがおわったら
すぐに帰宅…
すこし遅いと母から電話…

高校生の私には
苦痛だった…
バイトが終わったら
友達とお喋りもしたいし
プリクラ撮ったりして
遊びたい…

でも嘘をつく勇気もない…
素直に帰るしかない…

一番苦痛だったのは
かいに会う時間がない…
付き合えたのに…

私はかいに電話した

みか<ごめんねあんまりあえなくて…>

かい<いいよ～門限あるしな～>
みか<本当ごめん…>
かい<そんなにあやまんな!>
そんなら～お前のバイト先まで行くよ!お前がおわるの待ってる>

すごく嬉しくて
馬鹿みたいだけど…
涙がでそぅだった…

かいは､そんなキャラじゃ
なかったから

次の日から
バイトがおわって
1５分ぐらいかいと
喋ってから家に
帰るというのが
日課になった

母にバレないように
バイトおわって片付けを
してた…と嘘をついて…

その嘘は
エｽカﾚートして…

夜中…家族が寝た頃に
ぬけだすよぅになった…

かいに会うため
友達に会うため

朝母から電話…
私は…
<朝５時ごろ
目が覚めたから
出掛けたんだよ>と
毎回嘘をついた…

今思うとバレバレだ…
母は気付いていたらしい…笑

でもその時の私には
苦痛でしょうがない

ある日夜中遊びに行き…
かいと男友達と３人で
遊んでいると

昼前に母から
電話があった…

母は我慢の限界だったようで

<もしもし>とでるなり
ぶちギレられた

母<今すぐ帰ってこいやー

>

私はとりあえず
急いで帰った…