純恋歌

初めて書く
実話です。
書くことで
変わると
聞いたことから
ここに書こうと
思いました。

声のするほうに
目をやると

夏梛｢おはよう

えり

こっちきなよ～｣

1組エリだ。
小さいときからの
大大大親友だ。

そういうとエリは
堂々と中に入ってきて
夏梛の目の前に来た。

エリ｢ちょっと～今日夏梛のせいで日サロ予約とれなかった～｣

と怒った様子で言って
きた。

夏梛｢えっ?今日珍しく混んでるの?｣

エリ｢混んでるってか、行きたかった時間が夏梛とかぶったの～｣

といつものようにワガママなエリ。

夏梛｢早い者勝ちだからしかたないねっ

｣

と反発してやったら

エリ｢え～

ずるいずるい～｣

夏梛｢今日の予定はくずせないの

｣

そう言うと

夏梛とエリの会話
を苦笑いで見ていた
真奈美が

真奈美｢本当に姉妹みたいだよね～･･･もちろん夏梛がお姉さんでエリは妹って感じだね｣

との言うと

エリ｢よく言われる

だって姉妹のように育ってきたんだもん

････｣

♪~♪~♪~ﾁｬｲﾑ

夏梛｢チャイム鳴った

ほらあきらめて自分の教室戻って

｣

エリに向かって言ったら

エリ｢はいはい

じゃあーねー｣

と帰って行った。
そして真奈美も
夏梛も自分の席に
座った。

夏梛の席は窓側の真ん中の席でいつも夏梛は
外の門を見ていた。

今日も智也は
来ないのかな??
と見ていた。

しばらくして
授業は始まっていて

つまらなさの余り
携帯を出して
アド帳から
智也の名前を探した。

見つけるなり
メールを打ってみよう
と思ったが

久々過ぎるし
なんて打てばいいか
悩んだが
結局

[元気

]

とシンプルな内容で
送信した。

また外の門に
目を移動して
5分くらいしたら

ｳﾞｩ

ｳﾞｩｯ

受信したメールを
見てみると
久々に智也からの
返信だった。

[元気。てかあと30分後屋上待ち合わせな。]

えっ…
急だよ･･･
と戸惑いながら
20分間頭の中は
どんな会話しよう
とか色々考えて
残り10分で
授業終わるのに

夏梛｢先生

･･･｣

先生がこっち向いた瞬間

夏梛｢トイレ行って来ます

｣

足早に教室のドアに
行き走って屋上へと
急いだ

重いドアの取っ手を
5回ｶﾁｬｶﾁｬ･･･
と音を鳴らす

そうすると
向こう側から
カチャッ

と鍵が開く音が
してその重い扉は
開いた

開いてくれたのは
もちろん智也だ。