姉貴の彼氏は俺の恋人
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#1 [優也]
優也
21(♂)
初めてセックスしたのは男
初めて恋をしたのは女
そんな俺の過去話
:08/07/12 00:18
:W53T
:jf85/4CY
#2 [優也]
頭のカタイ親父
料理が超うまいおふくろ
年の離れた二人の姉貴
俺はクソがつくほど甘ったれの末っ子だ。
:08/07/12 00:21
:W53T
:jf85/4CY
#3 [優也]
雨の日には車で登下校、誕生日はこれでもかってくらいのデカいケーキに、俺が欲しいと言ったプレゼント。
ガキの頃からちやほやされて育った俺は、今考えると末恐ろしいくらい我が儘で自己中で、嫌〜なガキだったと思う。
現に今、小学校からのダチは一人もいない。
:08/07/12 00:26
:W53T
:jf85/4CY
#4 [優也]
二人の姉は特に、母親よりも俺を可愛がっていた。
十以上も離れた弟。
さながら自分の子供にするように、俺をそばに置いていた。
だから俺も高校上がる手前までは『姉ちゃん』とは呼ばずに
『舞ちゃん』『志保ちゃん』と呼んでいた。
ちなみに舞ちゃんが長女で、志保ちゃんが次女。
:08/07/12 00:31
:W53T
:jf85/4CY
#5 [優也]
特に志保ちゃんが俺をよくかまってくれていた。
俺の中では
志保ちゃん→舞ちゃん→おふくろ→ナナ(犬)→親父
だ。
親父とは昔から仲が悪い。それは今でも変わらず。
だからナナ以下。
:08/07/12 00:34
:W53T
:jf85/4CY
#6 [優也]
…なんて言ってみても、実際ぶっ倒れたりしたらすげービビるんだろうな〜とは思う。
仲が悪いのは、親父の頑固が遺伝したせいだ。
だから俺は悪くない。
そんな家庭が、一気に崩れ落ちる事件が起こった。
というより
俺が引き起こしてしまった。
:08/07/12 00:36
:W53T
:jf85/4CY
#7 [優也]
高校に合格した春。
受験した学校は自宅から駅を乗り継いで一時間かかる場所だった。
近くにしようとしたけど、制服が気に入らなかった。←この辺から我が儘。
最初は電車が面白くて苦じゃなかったけど、飽きっぽい俺様は一か月で飽きていた。
:08/07/12 00:40
:W53T
:jf85/4CY
#8 [優也]
「あ〜マジ学校遠い…」
って呟けば
「あたし明日送っていこうか?」
と、すぐに甘えさせてくれる志保ちゃん。
:08/07/12 00:43
:W53T
:jf85/4CY
#9 [我輩は匿名である]
ふむふむ(._.)_
いい!
おもしろい!
続けて!
気になるっ
:08/07/12 00:43
:P905i
:☆☆☆
#10 [優也]
匿名さん感想ありがとうございます!
(続き)
俺は志保ちゃんに甘えまくった。
車での送り迎えに、ダチと遊びに行く時のアシに使ったりもした。本当に今考えると、すげー嫌な奴、俺。
ああちょっと自己嫌悪…
:08/07/22 12:26
:W53T
:CRRMt9J2
#11 [優也]
ある日志保ちゃんに新しい彼氏が出来た。
確か今くらいの時期だったかな…
俺が夏休み入ったくらいだった。
志保ちゃんは一気に恋する乙女になった。
毎朝鏡の前で服装チェックしたり、香水集めたりネイルしたり、髪型を大人っぽくしたり。
:08/07/22 12:32
:W53T
:CRRMt9J2
#12 [優也]
「優ちゃん!見て!大丈夫?おかしくない?」
短めのスカートを引っ張り慌ただしい志保ちゃん。
毎週の土日が決まってデートの日らしく、志保ちゃんは出かける前に決まってそんなことを言う。
「大丈夫大丈夫」
:08/07/22 12:35
:W53T
:CRRMt9J2
#13 [我輩は匿名である]
つづき気になる!
:08/07/22 12:47
:SH902iS
:lzDfABuA
#14 [さき]
面白い(^ω^)
あげます☆
:08/07/22 13:16
:W51S
:6yRW9HfU
#15 [我輩は匿名である]
ふむふむ`ω´
:08/07/22 16:50
:SH903i
:☆☆☆
#16 [優也]
匿名さん方さきさんありがとうございます!暇な時間がバラバラですいませんm(_ _)m
(続き)
適当に返事すると、プツッとプレステの電源を切られた。
「あ!なにすんだよ!」
「ちゃんと見てよ!」
:08/07/22 20:04
:W53T
:CRRMt9J2
#17 [優也]
いつの間にか強気になった志保ちゃん。
恋って外見も、性格まで変えちゃう厄介なものなのね。
「超〜可愛い〜」
ため息吐いて棒読み。それでも「可愛い」と一言褒めれば、にっこり笑顔になるんだから案外安いもんだ。
「あ、今日泊まりだから」
思い出したように言った志保ちゃんの声に俺は飛び起きた。
「泊まり?!」
:08/07/22 20:09
:W53T
:CRRMt9J2
#18 [優也]
「な、なに?そんなにびっくりしないでよ…」
「泊まりってことは…」
「な、なにってば…」
ガクガクする俺の前で、だんだん真っ赤になる志保ちゃんの顔。
しまいには「恥かしいじゃん!なんなの!!」って……
ズコーン。
そんな!
俺の志保ちゃんが、そんな!
「うおお!!!!」
「優ちゃんうるさい!」
:08/07/22 20:12
:W53T
:CRRMt9J2
#19 [優也]
…よく俺はシスコンだとか言われて来た。
ああそうさそれは否定しない。
だってすっげー可愛がってくれて甘やかしてくれる姉貴たち、超好きだもの。
好きでなにが悪いんだってくらい胸張れるね。いや誇りに思うね。そんな姉の、いや、もう二十歳過ぎの女はみんな経験あるもんだと思ってたから、別に彼氏と何しようが関係ないけどさ。
:08/07/22 20:15
:W53T
:CRRMt9J2
#20 [優也]
「超気になるうぅー!!!!」
「優也!早くカレー食べなさい!(母)」
…という感じでね。
その日はずーっと気になって時計ばっか見てたな〜。
夜中とかゲームやりつつ(今頃あんな事やこんな事や…)とか考えて悶々としてた。
本当、バカが付くほどシスコン街道まっしぐらだったな。
:08/07/22 20:20
:W53T
:CRRMt9J2
#21 [優也]
そんなこんなで、彼氏が出来た志保ちゃんは、だんだん俺を構ってくれなくなりました。そりゃあもう不便すぎて困った困った。
例えばね
「あっ!やべー今日課外授業の日だった!志保ちゃん送ってって!」
いつもなら
「いいよ〜急いで用意しなあ」
だったのに
「えーいまから?」
いや今から!
つか、えーってなんだよ…
:08/07/22 20:26
:W53T
:CRRMt9J2
#22 [優也]
「…じゃあ駅まででいいから送って」
「はぁ〜…今日これから彼氏と映画なのに…」
「ゴメンナサイこれからはちゃんと…」
「あ、もしもし?ごめん〜ちょっと遅れるーえ?あはは!大丈夫だよ〜」
「……(聞いてねーし)」
:08/07/22 20:29
:W53T
:CRRMt9J2
#23 [優也]
(ダチの家)
「あー俺そろそろ帰るわ。姉貴に電話しよっと」
プルルルル…
「………」
プルルルル…
「………」
プルル…「あっもしもし志保ちゃん?俺だけど、今から」ブチッ
ツー…ツー…ツー
「……………」
:08/07/22 20:32
:W53T
:CRRMt9J2
#24 [りな]
待ってる待ってる

:08/07/22 20:38
:D905i
:G8pN0DxQ
#25 [優也]
ね。
ひどいもんだろ?
いや、元々俺がわがまま言いたい放題の甘えたい放題だったから、これが当たり前なんだろうけどさ。
あの頃の俺には正直キツくて本当これには参ったね。
志保ちゃんに嫌われた〜と思ったりした。
だけど最終的には
「あいつ(志保ちゃんの彼氏)が志保ちゃんを取ったんだ!」
って考え始めた。
:08/07/22 20:39
:W53T
:CRRMt9J2
#26 [優也]
りなさんありがとうm(_ _)m!
(続き)
朝帰りするようになって、だんだん彼氏一筋に染まってった志保ちゃん。
反対に
自力の登下校や甘える対象がいなくなった不憫な俺。
幸せそうな志保ちゃんを見る度に日に日に奴に対しての憎しみが増してった。
:08/07/22 20:42
:W53T
:CRRMt9J2
#27 [優也]
「マサキと一緒に同棲しようと思うの」
!!!!
家族団らんでの夕飯の最中に、隣りに座る志保ちゃんがとんでもない事を口走った。
ななな、なんだって!?
「貯金も貯まってきたし…一緒に住みたいなって思って…」
親父たちを目の前にちょっと気まずそうな志保ちゃん。
:08/07/22 20:46
:W53T
:CRRMt9J2
#28 [優也]
「いいんじゃないか?志保もいい年だしなあ」
いやいや親父ビール飲み過ぎてるだろそれ
「今度うちに連れてきなさいよ。みんなでご飯でもいいじゃない。」
いいじゃないって、おふくろ!普通違うだろ!
「マジ!?志保姉の彼氏超みたい〜」
いや便乗すんなよ!舞ちゃん!
:08/07/22 20:49
:W53T
:CRRMt9J2
#29 [優也]
「じゃあ一緒に住んでもいいのっ!?」
キラキラ目を輝かせた志保ちゃんに、親父たちは笑ってうなずいた。
なんだよそれ。
「そうね、今週の日曜日に…「俺は反対」
おふくろの言葉を遮った俺に、みんなの視線が集まった。
「…優ちゃん?」
不安げな志保ちゃん。そんな声出したって、嫌なもんは嫌だ。
:08/07/22 21:16
:W53T
:CRRMt9J2
#30 [優也]
「俺はやだね。どんな奴かもわかんねー奴と、姉貴が一緒になるなんて、いやだ」
「優ちゃん…」
あーだからそんな顔すんなよ!
「バカ」
志保ちゃんに掃き捨てると、益々泣きそうになった。
イライラする。
「とりあえず俺は反対!ゴチソウサマデシタ」
「優也!」
「優ちゃん!」
そのまま部屋へ直行&ベッドにダイブ。
:08/07/22 21:20
:W53T
:CRRMt9J2
#31 [優也]
「あークソ!死ね!マサキとかいうやつ!」
ジタバタしても、俺の体はベッドのスプリングでぼよんぼよん跳ねるだけ。
「…すっげーかっこわるー」
彼氏なんて作らなきゃいいのに。
優ちゃん優ちゃんて、それだけでいいじゃん。
「打倒!マサキ!」
まだ会った事もない奴に闘志を燃やしていた俺。
そんな奴と顔を合わせる事になるのにそう時間は掛らなかった。
:08/07/22 21:24
:W53T
:CRRMt9J2
#32 [なな]
おもしろいッ


:08/07/22 21:43
:P902i
:☆☆☆
#33 [優也]
ななさんありがとうm(_ _)m!
(続き)
それからしばらく、志保ちゃんとギクシャクした。
俺も言い過ぎたな〜って思ったけど、昔から自分から謝ったりするのが苦手でなかなか「ごめん」の一言がいえなかった。
そんな俺をお見通しの志保ちゃん。
ある日「私はずっと優ちゃんだけの姉だからね」と言って来た。
:08/07/22 22:54
:W53T
:CRRMt9J2
#34 [優也]
この一言で俺は一気に力が抜けてホッとしたのを覚えてる。
何気ない言葉だったけど、ガツンと来た。
「今度、家に呼んだりすれば?俺も、なんか、気になるし…」
ボソボソ言ってみると、一瞬びっくりしてすぐに嬉しそうに笑った。
久しぶりに見た志保ちゃんの笑顔に俺もつられて笑った。
:08/07/22 22:58
:W53T
:CRRMt9J2
#35 [優也]
自分で言うのもなんだけど、俺少し成長したよな〜って思ってた。
前ならきっと、キレて当たり散らしてたと思う。
今考えると、親父よりも複雑に考えてたんだろうな(笑)
「じゃあ今週の日曜日に連れてくるから!」
そして日曜日。俺の考えが180度ひっくり返った。
:08/07/22 23:02
:W53T
:CRRMt9J2
#36 [優也]
「初めまして。こんばんは」
ちょうど夕飯時に現われた志保ちゃんの彼氏。
インターホンがなって出迎えた俺に、にっこり笑った。
「優ちゃん、彼氏の、マサキ」
隣りでちょっと恥ずかしそうに紹介した志保ちゃん。
俺はヤンキーさながら下から上まで奴を見た。
「…………」
:08/07/22 23:09
:W53T
:CRRMt9J2
#37 [優也]
ああ、こいつがマサキね。
へー
ふうん
なるほどね
ほー…
やべえ
なんだよ
すげー
なんか
かっけーじゃん…!!!!!!!!!!!!
「クソー!!!」
「ゆ、優ちゃん!?」
:08/07/22 23:11
:W53T
:CRRMt9J2
#38 [優也]
マサキはかっこよかった。
どんなヘナチョコ野郎が来るのかと思えば、ビシッとスーツなんて着ちゃってさ?
オマケに何、その手に持ってる「これみなさんでどうぞ」的な菓子袋?
まあ旨そうだから貰って置くけど、身長いくつだよ?リビングのドアくぐるのにわざわざ頭下げるかよ?
:08/07/22 23:15
:W53T
:CRRMt9J2
#39 [優也]
しかも何、歯磨き粉のCMみたいな真っ白い歯。
虫歯の治療中の俺への当てつけか?
キリッとした目に襟足長いサラサラ髪ってお前はなんなんじゃい!この野郎メンナクの雑誌モデルかい!
畜生!タイトにお兄系で決めやがって!いちいち腹が立つ!!!
:08/07/22 23:19
:W53T
:CRRMt9J2
#40 [優也]
ギリギリ奥歯を鳴らす俺の前では、あははうふふなあったか〜い家族団らんが繰り広げられている。
氷川き○しの追っかけファンのおふくろは特にメロメロ。イケメンキラーの舞ちゃんまで奴の虜に…
親父はスーツとハキハキした言葉遣いが気に入ったのかビールまで注ぎ合っていた。
:08/07/22 23:25
:W53T
:CRRMt9J2
#41 [優也]
そんな中で俺は完璧蚊帳の外。
からあげを落としても誰も見向きもしない。
惨めだ…
奴が爽やか笑顔でみんなに応える度にキラキラ白い歯がまぶしくていちいちムカつく。
(和んでんじゃねえよ!ちょっとかっけーからって、調子のんなよな!マジぶっ飛ばす!)
:08/07/22 23:28
:W53T
:CRRMt9J2
#42 [優也]
「そういえば、優ちゃん。欲しがってたベースってなんていうのだっけ」
いきなり志保ちゃんが話を振って来た。
え?なにいきなり。
しかもベースの話題行っちゃうの?
ちなみに俺は高校時代にバンド組んでてベースやってた。(とか言ってもコピーだけやるへたったバンドだけど)
:08/07/22 23:32
:W53T
:CRRMt9J2
#43 [優也]
「ESPか、キラーの……なんで?」
「マサキもね、ベース弾きだったんだって!ね?」
「いや、ちょっと前好きでやってただけだから本格的じゃないけどね。家にESPならあるけど、もしよかったらあげようか?」
「えっ!?」
おいおい…マジかよ!
:08/07/22 23:43
:W53T
:CRRMt9J2
#44 [優也]
ちょっとだけ(ちょっとだからな)ぐらっと頭が傾いた。
ちょっともしかしてこいつ…
イイ奴じゃね…?
「いやけど悪いっすよ。そんな高い楽器。俺なんかペーペーだし」
本当は今すぐ取りに行きたいくらいだけどね!
「他に売るんだったら、俺は優也君に使って欲しいんだけどな〜」
:08/07/22 23:47
:W53T
:CRRMt9J2
#45 [優也]
うーん、残念だな〜だなんてそんな演技いりませんから!
むしろこっちが頭下げて娘さんを下さい状態ですから!
ああだけど尻尾振って奴に飛び付きたくねえ!俺のプライドが…
「優ちゃん、せっかくだから貰ったら?マサキもこう言ってるんだし…」
志保ちゃんの助け船。超嬉しかったね。
:08/07/22 23:51
:W53T
:CRRMt9J2
#46 [優也]
「うーん…じゃあ、そう言うなら…」
素直じゃない俺は渋々〜な演技で念願のベースをゲットしてしまった。
もう心では飛び跳ねて跳ね過ぎてヒャッホウ!だったんだけどね。
ついニヤニヤしそうな口をごまかすのに必死だった。
:08/07/22 23:56
:W53T
:CRRMt9J2
#47 [優也]
今日はここまでです!寝る眠いっすm(_ _)m
:08/07/22 23:57
:W53T
:CRRMt9J2
#48 [まつ]
面白いです!!!
更新たのしみっす!!
頑張って下さい(^ω^)
:08/07/23 00:03
:W33SA
:fnHJxSpI
#49 [ぶー
]
:08/07/23 01:08
:N703iD
:YSgmoiNo
#50 [まり]
:08/07/23 21:25
:D705i
:ujVIevXY
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