姉貴の彼氏は俺の恋人
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#151 [優也]
凛さん→リアルタイムってリアルすね!なんていうかちょっと感動ZZz

>>150

(マサキはなんて言ったんだ!?)

今さら嘘をごまかす事が出来なくて、あたふたしてたら志保ちゃんは

「もういいよ。とりあえずマサキに連絡してよね」

って、投げやりに言って俺の部屋を出て行った。

ああもうすでにめんどくさい。

⏰:09/02/10 23:23 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#152 [優也]
とりあえず俺はマサキにメールした。

「昨日の事はよく分かんないけど、飲んでたしあんまり覚えてない。たぶんちょっとした事故だと思うから、もう忘れたよ。あと、もう連絡とらないから」

的な感じで、とりあえず相手を刺激しないように、かつめんどくさい事ならないように慎重にメールした。

これでうまく丸く治まってくれればいい。

⏰:09/02/10 23:26 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#153 [優也]
そのメールを送ってからしばらく、マサキから連絡はなかった。
着信も拒否ったままだったから、諦めたんだろうと思った。

志保ちゃんはマサキと順調らしく、ディズニーランド行ったり、アメリカ旅行いったりして、楽しそうだった。
でも、お土産でもらったキーホルダーとかストラップとかもらうと、なんとなく複雑だった。
なんていうか、二人の思い出のお裾分けって感じが微妙だった。

⏰:09/02/10 23:30 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#154 [優也]
で、夜になると俺はあの日の事を思い出してムラムラした。

初めての経験ですごく気持ち良かったから、それを思い出して一人でやってた。
でも終わってスッキリすると、罪悪感を感じたし、逆にマサキに対してイライラした。

なんていうか、中途半端、不完全燃焼。

そんな感じだった。

⏰:09/02/10 23:33 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#155 [優也]
ある日、学校から帰るとマサキがいた。

超ビビった。

「優也くん久しぶりだね。背伸びた?」

なんて、ニコニコ笑って、本当なんでもない様子で。

志保ちゃんはおふくろと料理。
舞ちゃんと親父はまだ仕事から帰って来ていない。
いつもの俺の家の風景、なのにマサキがいる事で、それは一変した。

「夕ごはん誘ったの」

嬉しそうな志保ちゃん。ああ、そうなんだ。

⏰:09/02/10 23:38 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#156 [優也]
俺はいつも、帰ったらすぐ冷蔵庫を漁る。
で、志保ちゃんとおふくろが夕飯作る間、リビングでなんか食いながらテレビ見るのが習慣。

今日は早々と二階に行くことにした。
そんなもんだから、やっぱり家族は不信がるわけで。

「優ちゃん?どこいくの?」

「宿題やる」

「えー!どうしたの優ちゃん」
志保ちゃんが驚く。

⏰:09/02/10 23:42 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#157 [優也]
お願いだからやめてくれ。
どんな顔してマサキがいるリビングにいればいいんだ。

「じゃあ俺見てあげるよ」

「いや!いいです!」

「いいから」

そう強引に言われてハッとした。あの日も、いいからって言ってたなとか、馬鹿な事考えてた。
現に今でも彼は、いいからって言うのが口癖である。まったくもって昔から厄介な奴だ。

⏰:09/02/10 23:46 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#158 [優也]
「久しぶりだね」

俺の部屋で二人きりになって、マサキは笑った。
なんていうか、家族とかみんなの前で見せる笑い方じゃない。
優しいっていうか、作ってないっていうか、無理してない笑い方だった。

「ごめん、まだ怒ってる?」

まだ、というのはきっとあの日の出来事だろうと思った。
俺は黙ってた。

⏰:09/02/10 23:50 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#159 [優也]
「本当ごめん!」

黙ったまま着替え始めた俺に、なんとマサキは両手を着いて土下座した。
俺はギョッとした。

「そ、そんな事しないでくださいよ」

「じゃあ許してくれる?」

「…」

パッと上げた顔は嬉しそうに笑っていた。
俺はなんだか気が抜けて、マサキに聞いてみた。

⏰:09/02/10 23:54 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#160 [優也]
「マサキさんってホモなの?」

ちょっとストレートかもとか思ってドキドキした。でもマサキはそんなに深刻そうじゃなかった。

「ホモじゃないよ。バイだよ」

「ばい?」

「バイセクシュアルって知らない?男も、女も好きな人。聞いた事ない?」

「ホモとどう違うの?」

「俗語からして違うよ。まあ優也くんから見ればホモもバイもゲイもオカマも一緒のようだと思うけど」

⏰:09/02/10 23:59 📱:W53T 🆔:HEGGdOP6


#161 [優也]
こんなこと大っぴらに言っていいのだろうか。でもなんかマサキは楽しそうだった。

とりあえずマサキは男も女も好きなバイセクシュアルってやつらしい。

なるほど、これで謎が解けた。

調子乗ってきた俺は、マサキに今まで溜めて来たもやもやを解消するように質問しまくった。

⏰:09/02/11 00:01 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#162 [優也]
「いつから男好きなの?」

「忘れた、気付いたら」

「志保ちゃんのこと好き?」

「もちろん」

「じゃあなんで俺にあんなことしたの?男だから?」

「優也くんは、女だからってだれかれかまわずキスしたいって思ったりする?」

「しない」

「タイプだから、好きだから、したいって思うから、キスしたいって思うんでしょ?」

⏰:09/02/11 00:05 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#163 [優也]
「うん」

「だから、俺も優也くんだからしたいなって思って、ああなっちゃったんだけど。
でもやり過ぎたね。無理やりごめんね。気持ち悪かったよね」

そう言って笑ったけど、なんだか悲しそうだった。

確かにマサキの言う事は正しかった。
それはわかる。好きだから興味もって、話したいなとかキスしたいなとか思う。でも男にそう思った事ないから、全部納得は出来なかった。

⏰:09/02/11 00:08 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#164 [優也]
この時なんでそうしたのかわからない。変な同情かもしれないし、もしかしたらあの時から、マサキに対して特別な感情があったのかもしれない。

俺からマサキにキスした。
きっかけはマサキから。誘ったのは俺だった。

マサキとの関係はこうして始まった。

⏰:09/02/11 00:12 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#165 [優也]
という感じでグダグダですが明日も早起きなんで寝ますZZzz
最近コメントくれて毎日仕事の合間にチェックしてしまう俺、実は明日で22歳になってしまいます。ナムナム
ちなみにチラッと現状言ってしまうと、明日マサキと昼飯食う約束してます。
相変わらずドタキャンなんで約束は未定ですが、焼肉おごってくれるらしいので、食いつぶれてきます!
それでは皆様
おやすみZZz

⏰:09/02/11 00:17 📱:W53T 🆔:C5qT8/Gw


#166 [凛]
お疲れ様〜っ!!
思ったけど感想板ってないの?

⏰:09/02/11 00:18 📱:N706i 🆔:☆☆☆


#167 [我輩は匿名である]
おめでとございます

⏰:09/02/11 00:19 📱:F01A 🆔:☆☆☆


#168 [我輩は匿名である]
気になる気になる(゚∀゚)
お仕事頑張って下さい!!


お誕生日おめでとうございますヽ(´∀`)/

⏰:09/02/11 00:21 📱:P903iX 🆔:oBrZpnkw


#169 [マリリン]
リアルで読んでました まじー?!なんか不思議。今も関係続いてるん?(笑)優くん今彼女おらんのー?しかし、バイっていやだ。質問攻めで、ごめん。

⏰:09/02/11 00:22 📱:N703iD 🆔:MRXFEvwk


#170 [ちぁ]


少し早いけど、
誕生日おめでとう

実は前から読んでました

かなり時間があいたから
もう書かないと思ってたけど、
続きが気になってたから
また書いてくれて
良かった

頑張って書いてね

⏰:09/02/11 00:25 📱:D905i 🆔:☆☆☆


#171 [奈々]
頑張って下さいねッ


楽しみにしてまぁす
´ω`∩☆★☆★

⏰:09/02/11 09:59 📱:SH904i 🆔:RnPEDT..


#172 [ちい!]
すごいっスね!!~~
これ全部実話ってのがやばいすごいZ
しかも楽しいっっi
気が向いた時にゆっくりしながらまた書いて下さいっっZ
続きが気になるぅー(>ω<`)!!!!!

⏰:09/02/11 14:32 📱:auCA3C 🆔:sEChFeaU


#173 [まち]
めちャおもしろ
応援してます(^ω^)

感想板つくって
ほしいです

⏰:09/02/11 23:12 📱:P705i 🆔:SZkOIlO.


#174 [ヌン]
誕生日おめでとうございます

⏰:09/02/12 00:00 📱:SH906iTV 🆔:myUNMY.E


#175 [虎埜]
読ませていただきました!!




マサキサンでしたっけ
今でもマサキサンと付き合っているんですか?

後、付き合っている事をお姉さまにばれなかったのですか?

質問ばかりですみません
これからも、頑張ってくださいね‥優也さん!!
優也さんが幸せならそれでいいですよ( ・∀・)つ

それでは、失礼いたしました

⏰:09/02/12 02:53 📱:F705i 🆔:XUzRxL1A


#176 [優也]
おはようございます
二日酔いまっしぐらですが、感想板つくりました
コメント超もらって仕事頑張れそう
ですたぶん…

とりあえず休憩時とかにコメント返しますんで良かったらよろしくお願いします

昨日、金魚?熱帯魚?もらってしまった
あれって寒いところでも大丈夫?
よくわからん

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4236/

感想板です
という感じでいってきます

⏰:09/02/12 08:20 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#177 [我輩は匿名である]
>>175ネタバレしたら小説がつまらなくなると思わない?

⏰:09/02/12 22:05 📱:P904i 🆔:YNB9AJFo


#178 [優也]
皆様御機嫌ようでしょうか
昨日は飲んだくれだったんで更新できなかった22歳ですが
ちゃっかり朝から感想板なんて立てちゃいましたゲヘヘ
誕生日おめでとうコメントありがとうございます
これからは感想板の方で色々話したいなとか考えてます
図々しいですがごめんなさいなんか楽しくなってきちゃった

↑ネタバレ〜ってあったんですが、これから追々書いて行くので待っててくれたら有り難いです

という感じでグダグダ更新します

以後は感想板にコメントいただけたらと思います
ごめんなさいでもありがとう

⏰:09/02/12 22:19 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#179 [優也]
>>164

それから俺はマサキとよく会うようになった。

学校→マサキと待ち合わせ→マサキ宅

という感じで、ほぼ週の半分は飯食ったりプラプラ遊んだりしてた。
マサキが仕事休みの日には学校まで迎えに来てくれた。
友達とつるまなくなって、回りとだんだん距離が出来てきた。

マサキと遊んだりすると、高校生の自分がひどく子どもに感じた。逆を言えば、同年代がガキくさくみえた。

⏰:09/02/12 22:26 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#180 [優也]
で、一か月くらいは本当に兄貴みたいなダチみたいな感じだった。
帰り際に車の中で軽くちゅうするって感じ。なんていうかオマケみたいな。

二人きりでも変な雰囲気にならないし、帰りのちゅうは挨拶みたいな感覚になってたから、マサキがバイとか、男同士とか、そんな感じじゃなかった。

今考えると本当慣れってこわいこわい。

⏰:09/02/12 22:30 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#181 [優也]
だから、マサキが俺に好意を寄せていても、

(男同士で付き合うってこんな感じなのかな〜)

みたいに軽く考えてた。
ただ女の子じゃないだけで、腕組んだりとか、イチャイチャとかなかったから、意外とあっさりしてて、ダチと遊ぶのと何ら変わりない。
めんどくさがりな俺はこういう付き合いがあってるのかもって思った。

しかしそれが甘かった。

⏰:09/02/12 22:34 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#182 [優也]
そんな感じで一か月くらい経ってから、志保ちゃんの様子がおかしい事に気付く。

なんだか暗いというか、ため息ばっかりというか…

「どうしたの?最近元気ないじゃん」

「うん、マサキ最近全然会ってくれないんだよね…もしかしたら浮気してるのかも…」

「えっ!?」

俺はドキッとした。

「昨日だって、仕事終わったら一緒にご飯食べに行く約束だったのに断られちゃったんだよ?今までそんなこと一度もなかったのに…」

⏰:09/02/12 22:39 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#183 [優也]
昨日、昨日は俺と遊んでました…

「浮気してたらどうしよう…」

泣きそうな志保ちゃんを見て、俺は初めて罪悪感を感じた。

マサキは志保ちゃんの約束を断って、俺を選んだ。
なんていうか、マサキに腹が立った。

「マサキさんさあ、姉貴の約束破ったって本当?」

自分の部屋へ行くと、俺は速攻マサキに電話した。

⏰:09/02/12 22:42 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#184 [優也]
「なにが?」

「昨日、姉貴と飯食いに行く約束してたじゃん」

「…うん」

初めはしらばっくれた感じだったけど、話をすると観念したみたいに声が落ちた。

「なんで約束破ったの?姉貴マサキさんが浮気してるんじゃないかって超心配してるよ」

「優也くんは行って欲しかった?」

「当たり前だろ!だって、二人は付き合ってんじゃん」

って言ったら、マサキは少し黙ってしまった。

⏰:09/02/12 22:47 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#185 [優也]
それから呆れたみたいな、投げやりみたいに

「わかったよ。これからちゃんと志保優先にするよ。心配かけてごめんね」

ってため息混じりに言った。
それすらもっとムカついて

「謝る相手が違うだろ。そんなこと言う前に行動したら」

って言って電話切った。
それからはなんていうか、変にもやもやしてた。
あの時は俺は悪くない。マサキが悪いんだって思ってた。

⏰:09/02/12 22:51 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#186 [優也]
俺はマサキと遊ぶのを控えようとした。
遊ぶ時のほとんどは、俺からメールして誘ってたから、メールするのを止めた。

俺からメールしなくなって、マサキからもメールはなくなった。

それからは毎日が退屈で仕方なかった。
学校も上の空で、あんなにのめり込んだバンドも、やる気がなくなって止めた。

元気ない俺にダチが合コンに誘ってくれたりした。でも、全然楽しくなかった。

⏰:09/02/12 22:55 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#187 [優也]
ある日マサキから突然メールが来た。

「どうして優也くんは俺の側にいてくれたの?」

俺はこの言葉に返事ができなかった。

どうして側にいてくれたの?と聞かれて、俺自身どうしてだろうって思った。

「一緒にいて楽しかったから」

たぶんそれだ。

「じゃあキスしてくれたのは?」

それはたぶん

「好奇心」

たぶん恋愛対象として俺をみてるマサキにとって、その言葉は傷付くと思う。でも俺は素直にメールした。

⏰:09/02/12 23:02 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#188 [優也]
「そうなんだ。わかったよ」

なにがどうわかったのか。
素っ気無いメールのやり取りはこれで終わった。
だからもうマサキとも終わったな、なんて思った。

そう思ったらなぜかすごく悲しくなった。

マサキは姉貴の彼氏だ。
俺は好奇心でマサキを誘った。
でもやっぱり姉貴の存在を目の前にすると、罪悪感。

俺が一緒にいて楽しい兄貴みたいな存在でも、マサキはそうじゃない。
マサキの気持ちに気付いていながら、俺はマサキの近くにいた。

⏰:09/02/12 23:07 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#189 [優也]
ひどい奴。

俺は姉貴もマサキも傷付けた。

もうキッパリ忘れて、姉貴とマサキを応援してやろう。
そう思った。




俺と遊ばなくなって、マサキは志保ちゃんと出掛けたりするようになった。
これが自然なんだ。

幸せそうな、志保ちゃん、前に戻ったみたいだった。

⏰:09/02/12 23:11 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#190 [優也]
「優ちゃん聞いて、マサキね…」

って話が口癖みたいになるほど、二人は順調っぽかった。

初めはまだもやもやしてて、志保ちゃんのマサキ話を聞くのが微妙に感じたけど、毎日のように洗脳されればそれもまた慣れてしまった。

(良かった)

俺はようやくホッとした。

しかし、それも長くは続かなかった。

⏰:09/02/12 23:15 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#191 [優也]
ある日、マサキの家に泊まりに行った志保ちゃんが大泣きで帰って来た。

「どうしたの!?」

家族総出で慌てた。
志保ちゃんは自分の部屋に駆け込んだ。

「なにがあったんだ?」

「私、見てくる」

そう言った舞ちゃんが志保ちゃんの話を聞きに行った。

しばらくして出てきた舞ちゃん。二階の階段で鉢合わせした俺は志保ちゃんの事を聞いた。

⏰:09/02/12 23:19 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#192 [優也]
「志保ちゃんどうしたの?」

「マサキさんねえ…どうやら浮気してるっぽいみたいよ」

「え?!」

俺は驚いた。
一瞬ドキッとしたけど、それはもう結構前の話になってたから、俺とのことだとは思えない。

「どういう事?」

「コンドームの数がね、減ってたんだって。志保ってマメだから、セックスした日は手帳に印付けてるみたいなんだけど…数が合わなかったんだって」

「ま…マジで」

⏰:09/02/12 23:24 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#193 [優也]
普段大人しくて控え目な舞ちゃんからコンドームだのセックスだのオープンな発言に戸惑った。
(あの時はマサキの浮気話と五分るぐらいだった。マジで…)

「で、相手は誰、マサキさんは認めたの?」

聞いてみると、舞ちゃんは、うーんって考えた。

「それが何にも言わないで黙ってるんだって。それって認めたも同然でしょ?だから私、別れちゃったらって言ったんだけどね…」

「志保ちゃんは?」

「寝てる。すごく泣いたから、疲れちゃったんじゃない」

⏰:09/02/12 23:29 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#194 [優也]
舞ちゃんの話を聞いて、俺のムカムカは最高潮。
マサキに電話したら一回切られて、二度目からは留守電。
あきらかに避けてた。

夜だったけど、家族の反対押し切って、親父張り倒しておふくろに激飛ばされて、俺は家を飛び出した。

電車は終電、でも一度ぶん殴ってでも浮気の実態を確かめたかった。

「マサキさん、俺だけど開けて」

⏰:09/02/12 23:33 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#195 [我輩は匿名である]
失礼。
>>1-193

⏰:09/02/12 23:34 📱:P906i 🆔:TLC5v3As


#196 [優也]
部屋の電気は着いていた。でもインターホンは完全無視。

「開けろ!開けろよこの野郎!」

近所迷惑お構いなしにドアを叩きまくった。

「わかった、わかったから!」

観念したマサキがドアを開けて俺を部屋に引っ張った。

「マサキさん、浮気したって本当?なんで?」

部屋の中に上がらないでそう言うと、マサキは

「そうだよ」

って言った。なんだか冷めた感じがした。

⏰:09/02/12 23:38 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#197 [優也]
殴り付けてやろうって気持ちが萎えるくらい、変に冷たくて、俺は負けそうになるのをグッとこらえた。

「なんで?なんで浮気したの?」

「なんで浮気した?それ、優也くんが言えるセリフ」

「は?俺?意味分かんないんだけど」

「元々は、優也くんだって悪いんだよ。
俺の気持ちを中途半端に放り出したりするから」

馬鹿にしたように鼻で笑われて、俺は言い返せなかった。

「だってもう関係ないじゃん。終わった事と今は関係ないだろ」

⏰:09/02/12 23:43 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#198 [優也]
「それは優也くんが、でしょ。俺はまだ優也くんが好きなんだよ。ずっと、あれから」

「…」

「好奇心で、そうやって恋愛を振り回したら駄目だよ。相手が受け入れたのかと思って、こっちは喜んじゃうじゃない。逆の立場だったらどう思う?」

「それは悪いって思ってるよ。確かに俺が悪かったよ。でも、今回は違うじゃん」

「違くないよ」

「なんで、俺、全然関係ないじゃん!」

⏰:09/02/12 23:48 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#199 [優也]
「実を言うと浮気したの、今回が初めてじゃないんだよね」

「は?」

「俺、優也くんも俺が好きなんだって思ってたから、すごく大事にしたかったんだ。でも、優也くんはノンケだし、焦らないで少しづつ付き合っていけたらなって思った。本当はすぐセックスだってしたかった。でも嫌われたくなかったから我慢した」

「…」

「でも、優也くんは俺を好きじゃなくて好奇心で一緒にいるってわかって、すごくショックだった」

⏰:09/02/12 23:52 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


#200 [優也]
「だから、志保を大事にしてやろうって思った。でも、志保をどんなに好きでも、男とセックスしたくなる。我慢出来なくて、優也くんに似てる子とセックスして紛らわせてた。出会い系で探したから、お互い後腐れないし。でも、体はスッキリしても、やっぱり優也くんが好きって思った。
でも、いい加減に志保を傷つけるのはやめる。
だから、志保と別れる」

マサキは、落ち着いて、冷静に、ゆっくり話した。
最後の言葉に、俺は愕然とした。

⏰:09/02/12 23:57 📱:W53T 🆔:KoYeL1ec


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