:)後輩恋愛

好きってきもちは大きくなる。

この関係を壊したくない。

それって年下だからかな。

今この恋に頭が痛くなるほど

君のことで頭がうめつくされてる。

理由が気になった。

りお｢今日なんかみんな
　　部活行ってるし
　　なんかあるんちゃうかなー
　　って思って来てみてん。｣

部活動見学ぐらい
覚えとけよっ。

沙織｢ってか今から何やんの？｣

渚｢今からは演奏するよぉー。
　ルパンとかIN THE MODEとか｣

渚決めてあんじゃーん。
先のことまで考えたのに。
まぁいいけど。

渚｢たかみっ!!
　順番は樹里に言ってあるから
　たかみ一年に言っといて。｣

一年はもう聞こえてると
思うんだけど。笑

あたしはまぁいいやと思い
そのまま合奏態型に並んだ。

今いる三年のパートは

トランペット←渚､希美
クラリネット←やっす､りお
アルトサックス←なっちゃん
テナーサックス←さおちゃん
トロンボーン←めぐ､はる
ドラム(パーカス)←樹里

そしてチューバはあたし。

演奏するのには
全く緊張しないけれど
あたしのすぐとなりに
広瀬くんが居て。

…気になってうまくできなかった

すきって感情じゃないけど。

とゆうかこの時、
あたしはまだ元カレがすきで
12月に別れたのに
５月まですきって…。
どんだけ重いんだ自分っ
って思ってたから

すきって感情は
考えたことがなかった。

ましてや年下。

年下はいいけど
２個下の中学一年生。
ありえんてぃーとは
まさにこのことだなぁ。

樹里｢たかみ～樹里が
　　ばちでカチカチやってから
　　みんなに入ってもらうで
　　いい～？｣

自分｢うん。それでやろー。｣

演奏が始まった。

…気になる。
…気になる気になる気になるー!!

広瀬くんは
あたしの方を覗きこんで
となりに座っている
男子に

広瀬｢すごいおっきいよねぇ。
　　絶対力いるよぉ。
　　先輩すごいなぁ～。｣

褒められた。
褒められた。のか？
褒めるならうまいぐらい言ってくれよっ。

そして演奏が終わった。

拍手はあった。

いや、そんなことより!!
広瀬くんだ。これから一週間
部活動見学で一年生は
毎日部活に見学しにくる。

だけど見学しにくると言うだけで実際にはまだ入るかなんて考えない。明日には広瀬くん、もう来んのかな～。あっでもドラム志望って言ってたし。多分来るっ!!

話しかけるとゆう気ではないが
広瀬くんが来てくれるのが
少し、少しだけ楽しみになった。

次の日、あたしは
早く部活に行った。

すごく楽しみだった。

とゆーより
広瀬くんと話してみたかった。

部室に着くと

───いない。

あぁそっか。

遅れているだけか。

別にこなくてもいいけど。

待っても来ない。

他の部活見学行ったのかな。

自分｢ねぇっねぇっ
　　今日広瀬くん休みー？｣

あたしは
一年の女子に聞いてみた。

女子｢広瀬今日、
　　剣道部に行ってますよ？｣

あぁ。やっぱりそっか。