〜小さな蕾〜
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#1 [黒猫] 08/09/27 20:30
#7 [黒猫]
「そういえば優って、まだあいつのことすきなん?」
友達にそんなことを聞かれドキッとした。
まだ?…そんなのわからない。
でも、好き…なのかもしれない。
「わからん…」
自分でもよくわからなく、そんな返事をしてしまった。
:08/09/28 16:54
:SH705i
:FnVxuiFo
#8 [黒猫]
「ふーん。好きなんちゃうん?」
にやにやしながら友達は私にそう言うが、私は曇り気味な表情だった。
「うーん。多分?」
何故か疑問形になってしまう。
やっぱり好きなのかもしれない…いや、“好き”だ。
(やっぱりまだ、あいつが好きだ…)
諦めていたはずなのに、忘れられないでいた。
:08/09/28 16:58
:SH705i
:FnVxuiFo
#9 [黒猫]
「好きやねんって!告白しいやぁ」
あまりにも唐突に言われ、びっくりした。
「告白する勇気なんてないわぁ」
告白なんて冗談だろう。
チキンな私が告白なんて絶対に無理な話しだ。
「しろや!」
友達にどんどん押される。顔が赤くなる私。
「優顔赤いしー」
:08/09/29 09:46
:SH705i
:D7anPW6Y
#10 [黒猫]
「うるさいなぁ!…告白やったるわ!」
イラッときて思わず出た言葉だった。
友達もびっくりしていたが、こう言った。
「今日してや?」
今日?さっき好きと気づいたのにも関わらず、今日だなんて無理だ。
「最近メールしてないし、それは無理!」
1ヶ月以上もメールをしていないし、会話なんてしたこともない。
:08/09/29 09:52
:SH705i
:D7anPW6Y
#11 [黒猫]
1年生のときは、クラスが一緒だったが、会話を交わすこともなく虚しく終わっている。
元々あいつは無表情で、笑顔と怒ったときの顔しか見たことがない。
メールは何度もした。
自分からメールをしないあいつから、メールがきたこともあった。
あの時は、すごく嬉しかった。
でも…あいつにはきっと、好きな人がいるから。
その思いもあり、諦めたのだ。
:08/09/29 09:58
:SH705i
:D7anPW6Y
#12 [黒猫]
第2章〜告白〜
「疲れたぁーっ」
すっかり夜になり、時間は9時だった。
お昼の言葉が頭に浮かんだ…。
(告白ねぇ〜…)
メールならしようと思い、10時前にメールをした。
(返事返ってくるかなぁ…)
:08/09/29 21:01
:SH705i
:D7anPW6Y
#13 [黒猫]
何分かすぎ…不安になっていた時だった。
〜〜〜♪
「あ!メールきた!」
あいつからの返事だった。
(よかったぁ〜っ)
なんやかんやでメールをし好きな人はいるのかと聞いた。
なんとも突然な話題かもしれない…。
:08/09/29 21:06
:SH705i
:D7anPW6Y
#14 [黒猫]
「わからんってなんなん…」
ハッキリしない返事だ。
(う〜ん。聞いちゃお。)
誰かに告白されたら付き合うのかと聞いてみた。
もし、可能性があるなら告白しようと決めたからだ。
〜〜〜♪
:08/09/29 21:10
:SH705i
:D7anPW6Y
#15 [黒猫]
「付き合うんや!」
それ以上は聞かずメールをやめた。
この時私は、告白しようと決めた。
「おはようさ〜ん」
いつものように学校に行き友達に昨日の話しをした。
「可能性あるやん!告白すべきやわ〜」
:08/10/01 19:23
:SH705i
:ojmilnEg
#16 [黒猫]
「まぁ〜するけどさぁ」
苦笑いで答えた私。
友達は告白しろとおしてくる。
(いつしよかな〜…)
「いつするん?」
「今考えてるねん」
:08/10/01 19:27
:SH705i
:ojmilnEg
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