本当にあった怖い話【小説板編】

まだ犯人(外国人？)がいたら危険だ足音をたてないようにワインセラーをそ～と覗いた

・・・・・(麗子！！)

思わず声に出しそうだったが様子がおかしい

膝を床について、さっき女性の頭部があったタルを直視している

(麗子！？なにをしているんだ？？)

その瞬間信じられない光景を目にした

麗子の口は信じられないくらい早いスピードで動いて何かをしゃべっているようだ‥

だが何を言っているかわからない

拓郎
｢麗子！！｣

思わず呼んでしまった

麗子はゆっくりこちらを向いた

目は真っ赤に充血して拓郎を睨む

何かぶつぶつ言いながらこっちに近づいてくる

その時拓郎に激しく頭痛が襲った

麗子は目の前に立ち

｢‥ナンデアタシナノ‥？｣

と言ってバタリと倒れた

数時間後

警察がきた

タルにあったのは間違いなく女性の頭部

後に女性はスキーをしにきた地元の学生だとわかった

殺人だ...

そこに居合わせた２人

凶器は見つかったが犯人は今だに見つかっていない

麗子は何も覚えていないようだった

殺人だったとしても、麗子の行動は異常だ

賢也にも事情を説明した賢也は難しい顔をしてゆっくり話し出した

賢也
｢そうか‥麗子ちゃんにそんなことが、実はあのペンション手放すつもりだったんだ、前から怪奇現象やら、金縛りにあうとかしょっちゅうだったんだ、んで何かあるなと思ったからあのペンション決めた不動産行って調べたら、結構前にあのペンションで殺人があったみたいでさ‥だからごめん俺にも責任がある｣

拓郎
｢てことは今回の殺人の前にあのペンションで誰か殺されているのか‥｣

賢也
｢今回の事件と関係あるかわからないけど、すぐに手放すよ｣

結局犯人は見つからずに事件は未解決
ただ間違いないのは２人がペンションに入った時には犯人はいた。
そして麗子がおかしなことを言ったこと‥

ペンションはすぐに空き家に

それ以降どうなったかはわかりませんが‥
麗子が取り憑かれたようになったのはもしかして‥‥

【終】