まわりみち.
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#1 [れい] 08/10/28 05:41
あたしにとって
全てだったから。

今考えると
自分が怖い。

でも、
後悔はひとつも
してないよ。

嘘つきで不器用な
あなたとの出会い。

忘れないように。

#33 [れい]
初めて2人で
話すのにあまりにも
居心地が良くて
笑ってばっかりだった。

「さっきの男の子、一人で帰らせて良かったの?」

しゅんくんが途中、
そんな事を言った。

憂の事かな。

「れいちゃんの名前呼んでたけど。」

やっぱり憂の声
だったんだ。

⏰:08/10/29 00:23 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#34 [れい]
「あっ、うん。大丈夫…。」

憂はあたしなんかを
好きになってくれて、
告白まで
してくれたのに、
あたしは今ここで、
何をやってるんだろう。

って罪悪感に包まれた。

「なぁ!なんか食いに行かね!?おごる。」

いきなりの
食事のお誘い。

⏰:08/10/29 00:26 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#35 [れい]
もう急な展開
ばっかりで
なにがなんだか
わかんなくなってた。

あたしこんなとこで
お兄ちゃんの
友達と2人で
何やってるんだろう。

理由を探そうとすると
たったひとつしか
出てこない。

この人が好き。

一緒にいたい。

⏰:08/10/29 00:28 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#36 [れい]
本当に
信じられないかも
しれないけど、

あたしは一瞬で
しゅんくんに
惹かれてた。

あんな気持ちに
なる事なんて
きっともう二度とない。

「お兄ちゃんには内緒だよ。」

⏰:08/10/29 00:32 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#37 [れい]
しゅんくんが
イタズラにそう言って
あたしたちは始まった。

あたしもお兄ちゃんに
バレるのが嫌で
内緒で始めた初恋。

しゅんくんが
たくさんついた嘘にも
気付かずにあたしは
どんどん
ハマっていった。

もう引き返せなくなる
くらいずっと深くまで。

⏰:08/10/29 00:36 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#38 [れい]
あたしには
全てが初めてで、

しゅんくんの
やることなすこと
全部幸せに感じてた。

告白の言葉なんて
少しもなかったのに
しゅんくんの事
秘密の彼氏なんだって

そうやって
思いこんでた。

⏰:08/10/29 00:38 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#39 [れい]
「彼氏が出来たぁ!?」

次の日、
ミナミにだけこっそり
本当の事を言った。

「あんまりデカい声で言わないでよ。」

全て話し終えると、
ちょっと心配そうに
しながらも
祝福してくれた。

「だったられい、尚更早く憂に答え伝えなきゃね。」

⏰:08/10/29 00:41 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#40 [れい]
昨日の今日でかなり
気まずかったけど、
もうすぐに
憂を呼び出した。

「返事ちゃんと言ってなかったから伝えたくてさ…。」

今まで冷たかったから
なんかまともに
憂と向き合うのが
怖かった。

「ちょっと待って。」

あたしが
話そうとする上から
かぶさって憂が言った。

⏰:08/10/29 00:43 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#41 [れい]
「お前の答え、なんとなくわかってる。わかってて、聞きたくなくて今まで避けてた。…すまん。」

意外の言葉に
思わず黙り込んで
しまった。

「だけどまだ、お前の口からは聞きたくない。俺諦めれる気がしないし、絶対俺、お前しか無理だからさ。」

憂、何言ってるの。
あたし、どうしたらいい。

⏰:08/10/29 00:46 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#42 [れい]
「だから、お前が俺んとこ来てくれるまでもう少し俺に頑張らさせて、頼む。」

そんな事
言われるなんて
思ってもみなくて、
もう何も言えなくて
黙り込んだまま
泣いてしまった。

憂の事を好きだと
思ってなくても、
そんな事言われたら
付き合ってたかも
しれないと思った。

⏰:08/10/29 00:50 📱:D705i 🆔:☆☆☆


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