泣き夏

初めての恋

人をこんなにも
好きになる事を
教えてくれた..

それを読んでみいは
なぜかよく分からんけど
"まいちゃん"には
こうちゃんを
取られたくない…

と思った。

まいちゃんが
こうちゃんの事を
好きかどうかも
分からないのに。

てか"取られたくない"
とかみいはこうちゃんの事
好きなんかなあ？

でも同じバイト先で
しかもみいは年上がﾀｼﾌﾟだし
タメとかないよな？！

それに連絡先知らないし…

何なんだろ？

みいはよく分からない
感情になっていた…

ヘルスに出勤したとき
ゆいがいたので
相談してみる事に。

全部話し終えると…

｢みい、こうちゃんの事
好きなんぢゃないの？｣

｢でもタメだよ！
バイト先だよ！｣

｢だって取られたくない
って思うんでしょ？
とりあえず遊んでみなよ！｣

｢えーー｣

｢ゆいも協力するから！｣

そんな感じで
飲み会を開く事に…

プラス
ゆいの誕生日も近いから
それを込みで…笑

さっそくバイトの日
こうちゃんがいたので
話を持ち出してみる…

(因みにゆいは
1回飲食店を辞めて
ｷｬﾊﾞ1本だったが
ヘルス掛け持ちした時に
ｷｬﾊﾞを辞めて更に
飲食店出戻りしてます)

｢飲み会ってか
ゆいの誕生日会込みで
開くんけど
こうちゃんも来ない？｣

｢んー…いいよ！｣

｢まぢで？！｣

｢いつなのー？｣

｢一応予定では
8月の終わり！｣

｢分かった！
日にち決まったら教えて！｣

あっさりOKされた！

でもそんな会話を
まいちゃんが聞いていた…

｢ゆいの誕生日会やんのー？｣

｢うん………来る？｣

｢ぢゃぁまいも行く～
面子は？｣

｢まだ決まってないけど
みい、ゆい、こうちゃん
あと適当に…｣

｢ぢゃあ決まったら連絡してね～｣

バイトが終わり
ゆいに連絡すると
地元のﾌｧﾐﾚｽで
会うことになった。

ﾌｧﾐﾚｽにつくと
ゆいはすでにいた。

みいが席に着くなり…

｢こうちゃんどーだった？！｣

｢来るって｣

｢まぢ？！
やったぢゃーん！｣

｢あと面子どーすっか？
まいちゃんは呼ぶの？｣

｢呼ぶってか話聞かれてて
食いついてきたから誘った…｣

｢あー…
んぢゃ奪い合いですなぁ～｣

そんな事言いながら
ゆいは一人で笑ってた。