愛してる…ただそれだけ…だったのに…

俺はリュウ…どこにでもいるハタチの学生。
彼女はユカ…俺より３つ下の高校生。

そんな俺達の出会いは２年前。

俺のバイト先にユカが入って来て事から始まった。

最初の印象は大人しい子だなぁ位にしか思ってなかった。
多分３つ下という事もあって妹みたいな感覚で見ていたんだと思う。
でも打ち解けるにつれてよく笑い人なっこい子だという事がわかった。
ちょうどそんな意識の変化があった頃俺はユカからバイトの仕事の事や勉強のことなど色々と相談に乗っていた。
俺は兄しかいなかったので妹が出来たみたいで嬉しく喜んで相談に乗っていた。
でもそんなある日ユカから電話が来ていきなり強い口調で言われた。

ユカ『私もう妹って目で見られたくないよ！』
リュウ『は！？どうしたんだよいきなり？』
ユカ『いきなりじゃないよ…ずっと…ずっとリュウ君の彼女になりたいと思ってた…でも妹としか見られてないのもわかってた…それでもいいと思ってた…でももうイヤなの！私リュウ君の彼女になりたい！！』
俺はホントにユカの事は妹としか思ってなかったから頭が混乱した…そして訳がわからないままに考える時間をくれと言い電話を切った。

>>5はげど