交差点のない道

ねぇ
どこまでいけば
交差点があるの？

いつになれば
重なるの？

手を延ばしても
届かない。
あたしは
大切なモノを失ったのかな。

白石ゆき。
現在２１歳。
私の過去を書いていきます。

最後まで
よろしくお願いします

大学生になり
あたしは友達が出来るか不安で
mixiで大学のコミュニティに入り
気が合いそうだったので
直接メールするようになった。

ひろくん。

あたしたちは少人数クラスが同じクラスだと知ったので
明日一緒に帰ろうね
そう約束して眠りについた。

そして次の日‥。

教室に入ると
ひろくんらしき人が寝てた。
ずっと。

え‥寝過ぎやろ。笑

第一印象はコレ。
でも
なんだか魅力的なカレ。

授業がおわって
話し掛けることにした。

●ゆき
待って。今日むちゃ寝てたやん！笑

●ひろ
え？あぁ～ばり疲れててんかあ。笑

●ゆき
まじ？ちゃんと寝なあかんでぇ。んじゃまたねぇ☆

あたしたちの初会話。

そのあとあたしは一人で歩いてた。
すると、ひろくんからメールがきた。

～受信～
お前今日学校きてた？

は？喋ったヤン‥。

～送信～
さっき喋ったヤン。笑

～受信～
俺と？喋ってないし。笑

３０分ぐらいのやりとりの後、
あたしは人間違いをして話し掛けたことに気付いた。

―‥あの彼は一体誰？

その日から、彼が頭から離れなくなった。

てゆか、全く知らん人に話し掛けられたら、普通きょどるやん？
でも彼は何事もなかったように
フツーに話すねんで？

人間違いをしたあたしは、
謝るという口実のもとで
彼を探した。
で、彼を見つけ、謝った。

それから二人は仲良くなった

少人数のクラスでは、いつも隣。
次の時間の授業だって暗黙の了解で一緒に受けたりもした。
彼の回りから、

彼女？

とかゆわれるようになった。

あげ･　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　