『やっぱりまっちゃんが好き』

兄貴の女癖を書いていた美鈴です

兄貴の女癖は完結したのですが、応援してくださった方々からリクエストをいただいたので、今度は私とまっちゃんの小説を書いていきますのでよろしくお願いします

16≫匿名さん

ごめんなさい最初からです

ゆきさん

ありがとうございます

――初デート――

まっちゃん、覚えてる？
初めてデートした日。
私のほうが先に着いてしまって、まっちゃんが汗だくでコンビニに来たよね？

必死に自転車をこいできてくれたんだよね。
嬉しかったよ。

お金もない中学生のデートは、公園や街や河原を歩いて話すぐらい。

でも明るい性格のまっちゃんと話すのはすごく楽しくて、
【彼氏】って実感が少し出てきたよ。

まっちゃん「あっ、夏休みに花火大会行かねぇ？」

美鈴「花火大会？」

まっちゃん「おぅ！
○○駅で降りたらすぐそばの河川敷であんだよ。
一緒に行こ？」

美鈴「うんっ♪行く♪」

まっちゃん「あっ、尚樹たちも誘ってやるか！
４人で花火見よーぜ。」

―まっちゃん、
約束したよね？
４人で花火見るって……。―

――Ｗデート――

チカからのメールで、
４人でプールに行くことになった。

電車で２０分くらいのところにあるプール。
土日を避けて平日にしたけど、夏休みだからやっぱり混んでる！！

駅からプールまでの道、
チカと尚樹は慣れた感じで手をつないで歩く。
それを見て、なんだか私とまっちゃんは変な空気に…(笑)

まっちゃんは手を繋ぐか迷ったあげく、繋ぐ前にプールに到着しちゃった。