僕の声

ねぇなにする～？

はじめの数分はグダグダに時間が過ぎた｡

そのグダグダを打ち消したのはタツヤだった｡

たつや｢王様ゲームしよー｣

みみ　｢は？やだし

｣
かな　｢･･無理～｣
しんご｢いいじゃん

｣
たくや｢いいよー

｣
ゆうき｢･･････｡｣

みみ　｢はぁ？正気？連れじゃん!!｣
しんご｢まぁいいじゃん

｣

そのまま押し流されて王様ゲームをやる事にした｡

やりだしてからは私も調子に乗ってきた｡

自分が当たらなきゃ楽しかった｡

私はクジ運がよくて当たらないし王様ばっかだし楽しくなってきてた｡

王様ゲームってだんだんエスカレートしてくってイメージあるけど､うちらの王様ゲームは１回目からやばかった!

１回目は服着たまんま６９の体勢になる･･･とか

２回目なんてチュウだった｡

ずーっと当たらなかった私にもとうとうハズレが当たりだすようになってきた｡

そしたらつまんなくなってきて"やめよ"と言い出したのは私だった｡

じゃぁもうやめるかぁ!!なんて都合のいい返しはこなかった｡

ずーっと嫌だ嫌だって言い続けてるとタツヤはじゃぁ最後の１回で終わりにしよって言ってきた｡

本当は最後の１回も嫌だった｡

ユウキとカナがキスをした時なんか､なんとも言えない気分になったからだった｡

大丈夫だと思ってたけど内心全然大丈夫じゃなかったの｡

だから最後の１回も嫌だった｡

でもね､また押し流されて最後の１回をやることになったの｡

もう自分に当たればいい･･

そんな事さえ思った!!

みみ｢ねぇちょっとタイム

最後の１回やる前にコンビニ行ってくる｣

かな｢私も一緒に行きたーい

｣

酒飲みながらやってたからトイレに行きたかった

かなも一緒のキモチだったみたい

絶対戻ると約束し､カナとコンビニってゆうかトイレに行った

かな｢みみ？ねぇあんた大丈夫なの？｣

大丈夫じゃなかった

でも､

みみ｢平気平気～

なにゆっちゃってんだよ

ラスト当たんなきゃいいんだから頑張ろ？｣

かな｢おぅ

がんばろっかぁ｣

カナとトイレを済まして場所に戻った｡

場所に戻ると最後の１回をやる事になった｡

普通は割り箸とかでやるんだけど割り箸とかがなかったからマルボロの煙草に印つけたやつが王様だった｡

印がないやつは王様がいない場所で聞こえないように相談し合って数字を決める｡

･･で王様が数字を言って命令･･｡

こんな感じでやってた(笑)

残念ながら私は印がなかった｡
最後の１回だから当たりたくない｡
ユウキにもカナにも当たってほしくない｡
そう思ってたんだ｡

印があったのはシンゴだった｡
シンゴ以外のみんなで数字を決めた｡

｢俺２番がいい｣とタツヤ
｢じゃぁ私５番｣とカナ
｢俺１番｣とタクヤ
｢じゃぁうち３｣と私
｢じゃあ俺４ね｣とユウキ

シンゴに番号決まったよ～と言いにみんなでシンゴのいるとこに行った

なかなかシンゴが番号をゆわなかった｡

シンゴ｢うーん･･えっとねぇ～｣

みみ　｢もう早くしてよ～｣

シンゴ｢うんと～じゃあ１番と･･｣