■ 2008.07.13 ■


｢もういい！出て行く！さようなら！！｣

｢勝手にしろ！｣


それは呆気なく終わった。
三年付き合っていて…
同棲までして、
別れの原因が
【電気を消した、消さない】
だなんて、恥ずかしくて友達には言えない。


※完全ノンフィクションです。
更新は不定期ですが、なるべく更新出来るよう努力しますのでどうか最後まで温かく見守って下さい。

　
でかい荷物を持ち電車で
実家に帰った。

三年も帰って来なかったからか自分の部屋に居ても
どうも落ち着かなかった。

毎晩夜遊びを繰り返していた

〜18歳 冬〜


ある時母親が私に提案してきた。
｢しーちゃん、教習所行ってみる？｣


そう、
これが全ての始まりだった。

　
私｢教習所って車の？｣
母｢そう。ほら、やっぱり都内じゃないし車、乗れた方が便利でしょ？｣
私｢……まぁ…。でもそんなお金ないよ｣
母｢就職してから返してくれればいいから…｣
私｢でも……｣
母｢就職したら教習所に通う時間ないよ？｣
私｢うん。｣
母｢日曜日、教習所行ってみよう？｣
私｢…うん。｣

車に興味があった訳でもない。
ただ"暇つぶし"に見に行くだけ見に行ってみる事にした。

　
見に行った教習所は
あえて自宅から車で30分もかかる場所。
近場の教習所は地元の友達に会いそうでなんだか気が乗らなかったからだ。

教官は皆いい人そうで
生徒達の柄も悪くなかったから
此処に通う事をその日のうちに
決めた。

教官｢そうしましたら、来週の月曜日からいらして下さい。送迎バスがありますのであちらの方でお名前と場所と時間を記入して受付の方へお持ち下さい。｣