今の世の中って金だよ
金・金・金��
どいつもこいつも
その言葉ばっかだ

俺の親も周りも
そんな奴ばっかりだ

俺？

俺はやっぱり…

俺の名前は『トモ』
まぁこの話は今まで俺が生きてきて思ったことの話かな
まぁ高校時代から金金いう奴ばっかりまわりにいたわけで…
俺の親が一番うるさい
とりあえず聞いて、考えてほしいお題は『金が一番』なのかどうかって事と俺の考えだ
なにが正しいとかはないと思うし、みんなの中に金が一番って人がいても否定したいわけじゃない
まぁとにかく聞いてくれ

−高校時代−

高校の時、別にこれといって深い出来事があったわけじゃないんだけどまぁこの時から金の絡みっていうのは始まっていた。
この頃の俺は親に洗脳され、とにかく金が生きていく上で一番必要だって思っていたからめっちゃバイトとかしてた
学校終わったらバイトバイトで、遊んだりとかバンドやってたのにあんま練習とかしなかった。
ある日バンドメンバーのコウ・翔太・伸司に呼び出され説教された

コウ『あのさ…バイトもいいんだけどさ…たまには練習でてくれや』

トモ『んなこと言われたってバイト忙しいしさ。金稼がんと』
翔太『そういえばお前なんの為にバイトしてんの？確かにスタジオ代とかライブにも金はかかるけどさ』

トモ『金はあっても損しないし、生きてくのに必要じゃん』

コウ『まぁそうだけど…』

トモ『でもバンドは金にもならんし遊びだろ？』

伸司『はっ？』

トモ『まさかメジャーデビューするんだ！とか寒いこと言っちゃう？ガキじゃないんだからさ〜』

この一言でみんなにめっちゃキレられたの覚えてるな…