鬼嫁

うちの奥さんは・・・

ズバリ！鬼嫁だ。

嫁｢ぁあ？文句があるならもう帰ってくんなっっっ！｣

あ～また怒らしてしまった。今日も頭が上がらない俺です・・・

今まで可愛い可愛いと、
完全に子ども扱いされていたのに。女子はなんて変わり身が早いんだろう‥。

それから、他中の女子や先輩から告られたりして、俺は好きでもないのに、付き合ってしまった。

どーせ美優は無理だし、、って軽い気持ちで。
最悪な奴だった。

美優と仲良いのが初めて付き合った彼女で、
二人目の彼女は先輩だった。名前はかな。

うちの中学を卒業した先輩で、以前から仲が良かった。

かなは可愛いくて人気のある先輩だった。

かなは高校まで汽車で通っていた為、俺はいつも駅まで迎えにいっていた。

俺は、外見はカナリ成長していたが、中身は全然お子ちゃまのままで手を繋ぐのも精一杯のほんとビビリヤローだった。

しかしかなは積極的で、
付き合ってすぐに俺を家に誘ってきた。

元カノとは清いお付き合いしかしていなかった俺‥

女の部屋に上がるのも初めて事だった。

女の子らしく可愛い部屋だ。白とピンクに統一してあり綺麗に片付けられていた。

俺達はソファーに座り、
かなのアルバムをみたり
テレビをみたりとまったりしていた。

そうしているうち、
恋愛話になりかなが手を握ってきた。

かな｢ね～ね～、リョウは初キスいつ？｣

でた！この質問‥。周りは経験済の奴が多かったし思春期の俺は、まだなんの経験もない事が恥ずかしく答えるのが嫌だった。。

かな｢ねーー教えてよ！｣

笑ってごまかす俺にかなはしつこく聞いてくる。。

俺｢‥ひかない？｣

かな｢‥？うん！ひかない！｣

俺｢俺、まだなんだよね・・・！｣

たぶん顔真っ赤にしながら答えてたと思う。カナリ恥ずかしくて笑ってごまかした…
それにかなは既に経験済で中学の時からあの先輩とヤッたとか色んな噂があったから。

かなは返事もせずじっと俺を見つめる。

俺｢あ、やっぱひいた‥？｣

かな｢ううん！！超ーーー可愛い！今、キュンとした～笑〃｣

俺｢…はああ！？なにそれ！そんなん嬉しくねーし！！｣

かな｢もー可愛いい～〃
ねぇ！じゃぁかなと初チューしちゃおっか？｣

この女‥なんて大体なんだっ！笑
カナリ焦る俺。。

何て答えていいか分からず黙ってると

チュッ

いきなりキスされた。

かな｢へへー〃しちゃった！｣