二人の始まり

兄弟の続編です。
俺は康人
兄貴は久

兄貴が亡くなった後、
俺は、まずﾋﾅﾀを好きになろうとしてた。
約束を果たすために。
別に無理をしていた訳ではない。
ただタイプが一緒で自然とﾋﾅﾀを意識するよーになっていった。

俺は自分の気持ちよりﾋﾅﾀがどう思ってるか気になっていた。
なので、聞いてみた。
俺『ﾋﾅﾀこれからどうしょっか』
ﾋﾅﾀ『どうするって
結婚するよ』

俺『好きでもないのにできんだろうバーカ』
ﾋﾅﾀ『好きだから結婚するんでしょバーカ』
ん？好き？んなわけないと思った。
絶対無理してる。
俺は、兄貴じゃない。
兄弟やから似てる所は多い。
俺には信じがたい言葉だった。

それから一年が過ぎて、
1日のほとんどがﾋﾅﾀと一緒になり、俺はどんどん惹かれて行った。
ﾋﾅﾀもある日、初めて本音を言ってきた。

ﾋﾅﾀ『やす？私、久がやす、と結婚してほしいから結婚するんじゃないよ。自然にやすを意識するよーになったよ。
無理なんかしてへん。
久の事本当に愛してた。
けど、今はやす愛してる。
やすは私の気持ち気になっていたんよね？
安心して。
久も愛してるけど今私の目の前にいるやすが大好き。
比べてなんかない。
ひさにないものをやすはちゃんと持ってるから。
私は待ってるから。
ってゆってくれた。
心の底からうれしかった。
ﾋﾅﾀの前で俺は泣いてしまった。

その後、またあってはならない事が起きた。
俺は仕事終わり犬の散歩をしてる際、ひき逃げにあった。
かすり傷でそん時はすんだはずだった。

警察を呼んで色々やったが解決せず。
そのまま家に帰った。
けど、なんか身体ん中がかなり痛い。
親とﾋﾅﾀに心配かけるのも悪い気がしてその日は我慢して寝た。

朝起きると痛みはひいていたが、喉らへんが気持ち悪く、仕事中に気分が悪くなって吐いてしまった。
俺は吐血していた。
直ぐに病院に行き、
結果、車と衝突した際、
分かりやすくゆうと喉ぼとけのちょい上らへん。
がぶつかった衝撃で切れていて、傷は小さいものの血が固まってそれが吐いた時に出てきたので、
もう問題ないだろうとゆわれた。
が次の日も吐血。
また悪い予感がした。
兄貴の時と同じように。
けど、傷がまだ治っていなくて少しずつ回復。
悪い予感がはずれた。
安心した。
が、今度は、親父が倒れた。
原因は、睡眠不足とストレス。

兄貴が亡くなり、俺も事故に合い吐血などしてしまったから親父にストレスが生じたと思った。
その後、家は俺がきりもりし、親父には当分休みをとってもらうことにした。
この時期が一番やばかった。
けど、それからは何もなくなった。

それからとゆうもの俺とﾋﾅﾀは互いに意識するようになり自然と付き合っていた。
キスもHも次第にするようになり、ﾋﾅﾀのお腹に子供ができた。

俺は結婚しようと思ってプロポーズした。
結婚指輪もちゃっかり買って渡した。
ちょーうれしそうで
そん時が一番幸せでした。
兄貴のお墓に行って報告。
兄貴が欲しがっていた、女の子。
名前は『美海ﾐｭｳ』
兄貴、約束守ったぞ。
俺、ﾋﾅﾀ、美海でこれから頑張ってくな。
兄貴は、大空の上から見守っといてな。
俺はもう大丈夫。
家族できたからな。
赤ちゃん生まれたら見せにくるからな。
俺は、今日から三人でこれからの人生を歩んで行きます。
んじぁな、兄貴。
《完》