…‥Memory‥…
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#1 [主] 09/05/24 23:39
 
 
 
 
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#9 [主]


目も見ないでサラッと言う
直也は、私の知らない直也だった。

言葉が詰まり
何も言えなくなった私に、
直也は続けた。

同じクラスの女子で
直也の前の席の子だとか
可愛いとか‥色々‥。

⏰:09/05/25 23:38 📱:N906imyu 🆔:☆☆☆


#10 [主]


「そうなんだ、可愛いとか別に聞いてないし。
まあ、よろしくやって」

寂しかった。
毎日一緒に居た直也が
急に遠くなったような気がして。

「愛も、男作れよ。」

「何?その上から目線。ウザイけど」

「アハハ、じゃあな。」

⏰:09/05/26 12:55 📱:N906imyu 🆔:☆☆☆


#11 [主]


それからの私は、友達と居ても何か脱け殻の様でいつも寂しかった。

直也と別れたから?

直也が今でも好き?

自問自答を繰り返しては、
揺るがない想いを自分で思い知り、また…淋しくなる。

⏰:09/05/26 12:58 📱:N906imyu 🆔:☆☆☆


#12 [主]


たまに見掛ける直也と新しい彼女は、幸せそうに笑ってて
直也と過ごした今までの日々が虚しく思い出される。

胸が痛くて
胸が苦しくなる。

見なきゃいいのに、目線を反らせない私は未練がましい捨てられた女。

⏰:09/05/26 13:02 📱:N906imyu 🆔:☆☆☆


#13 [主]


もう戻れないのかな?


「愛!どうしたの?ボーッとしちゃってさ、」

直也のことを考えてたら
友達の美咲が話しかけて来た。

「え?あ、うん。どうもしないよ!何か怠くてさ!」

「そっかぁ。ねっ!次移動だし怠いからサユリ達と遊ぼうよ」

「いいね!!行こ行こ。」

学校なんて、どうでもいい。
直也が居ないなら意味ないから

⏰:09/05/26 13:09 📱:N906imyu 🆔:☆☆☆


#14 [我輩は匿名である]
直也?
優也って人は誰?

⏰:09/05/26 13:56 📱:F02A 🆔:1006VzB6


#15 [匿名ちゃん]
頑張って!!
応援してます

⏰:09/05/26 14:02 📱:F705i 🆔:h2uiIEKQ


#16 [主]

間違えてました
読みづらくなってしまいました
ごめんなさい

直也と優也同じ人です!

>>15
頑張りますありがとうございます★

⏰:09/05/26 15:58 📱:N906imyu 🆔:☆☆☆


#17 [主]


美咲と待ち合わせ場所まで向かう途中に、携帯が鳴った。

直也?‥な訳ないよね…


いちいち期待するのも、もう終わりにしたいのにやっぱ想いとは裏腹にドキドキする自分が居る。

携帯を開きメールだったと確認して、メールを開く。

⏰:09/05/28 12:07 📱:N906imyu 🆔:☆☆☆


#18 [主]


「はぁ。くだらないな」

期待が大きかったのか、自然と声に出てしまった。

「え?なにが?」

美咲が驚いた様に私を見る。

「違う!親からメール。」

「ハハッ。何て?」

「今日の夕飯、冷蔵庫にあるからチンして食べてって。」

⏰:09/05/28 12:10 📱:N906imyu 🆔:☆☆☆


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