金*Ｈ*愛*男

　
高校入学してから
変わったなー。
　
色々有りすぎて
今では笑える(笑)
　
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中学卒業してから
私は次に進む高校が
決まっていた。
　
その高校には
剣道の特待生で
入ったんだけど…
その高校には
自分が合わないと思い
入学式当日に退学(笑)
　
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辞めたけど、
やっぱり高校ぐらいは
卒業しておきたいと
思ったので
別の定時制高校に
編入することになった。
　
その頃の自分はというと
見た目＝デブ
お洒落＝興味なし
好きな人＝２次元
　
ヲタクの三大要素を
しっかり持っていた(笑)
　
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新しい高校に入り
出来た友達は
みんなモデルの卵
だったり
プロダクションに
入ってる子ばっかり…
　
はたまた自分はというと
ただのヲタク(笑)
　
よくこんな豪華な顔ぶれ
の友達が出来たもんだ!
　
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高校入って
やっと落ち着いた頃。
　
とうとう私は
学園ラブに目覚める…
　
そう!好きな人が
出来たのだ!
　
相手はホストみたいな人
背が高くて細くて
顔綺麗で…
　
私に
喧嘩売ってるぐらいの
レベルの高い人に
恋してしまったのだ!
　
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その時思った、
　
｢美少年恋愛ゲームの
やり過ぎで目が超えたな｣
　
でも一度抱いた感情は
止めることが出来なくて
どうしていいのか
分からなかった…
　
恋愛の知識がなさすぎる
　
そう思って私ながらに
名案が思い浮かんだ!
　
｢そうだ、恋愛ゲーム
やって知識をつければ
いいんだ｣
　
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さっそく家に帰り
ゲームをしてみる。
　
美少年A:
｢僕の好みの子は
お洒落でスレンダーな子｣
　
美少年B:
｢俺の好みな女は
細い子!可愛い子!｣
　
あぁ…。
そうか…
世の中の男子って
みんな細い子が
好きなんだ。
　
隣にあった鏡で
自分の全身を写した
　
｢醜い…orz｣
　
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その時決心した。
｢痩せてあの人に
告白するんだっ!!｣
　
次の日から死に物狂いの
ダイエットが始まり
食事制限や運動で
みるみるうちに
体重が落ちていき
周りの友達といても
浮かないようになった
　
｢あんな痩せたねー!｣
　
って毎日言われるのが
嬉しくなった!
　
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お化粧や洋服にも
気を使えるようにも
なってきた…
洋服なんてL→Sに!!
　
自信もついた私は
さっそくその人に
声を掛けにいこうと
その人のいるクラスへ
猛ダッシュした
　
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彼の姿が見当たらない…
何でだ？
クラス間違えて
ないよな～？
　
とか思ってると
クラスの中心に
女子の群れがあった
　
｢もしや!？｣
　
近づいてみると
愛しの彼が中心にいた
　
お前はアニメのモテキャラかっ(笑)
とかいらん突っ込みを
心の中でしたのは
内緒だ。
　
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