いつまでも先生を
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#1 [†サキ†] 09/06/10 19:05
嘘なんてつけないね
なんぼついたって
泣きそうなるもん
あなたの目をもう
まともに見れない
#278 [サキ]
1時間程するとアカネ達が帰ってきた。帰ってくるなりみんな袋と瓶を持ってベランダで作業を始めた。
サキ『それなに?』
マヤ「星の砂だよI」
サキ『あのお土産で売ってるやつ?』
アカネ「うん海に行ったらたくさんあったから拾ってきた」
サキ『まじだ。星になってる…』
タケシ「あッサキにお土産だよト」
:09/11/09 08:33
:W62SH
:.3/M57hU
#279 [サキ]
タケシは別の袋を差し出した。中には炒飯が入っていた。
タケシ『お昼ご飯の一品持って帰ってきた』
なんていい奴らなんだと思った。一言もお土産が欲しいなんて言わなかったのに。先生との喧嘩の時といい、本当にいい奴ら。
:09/11/09 08:37
:W62SH
:.3/M57hU
#280 [サキ]
お昼ご飯食べてなかった私は、お土産の炒飯を全部食べた。特別美味しいわけじゃないけど、余計な具材の入ってないシンプルな炒飯、お土産の炒飯ってのが美味しさを増していた。
その日は他に用事もなく、ただ女子の面倒臭い喧嘩に巻き込まれるくらいで、先生ともなにもなく一日を終えた。
:09/11/11 06:55
:W62SH
:TkyK2kzU
#281 [サキ]
そして最終日。ただ帰るだけだが、地元の空港に着くと景色は一変した。長袖ではいられない暑さの沖縄に対して、北海道は雪が降っていた。
「やっぱこれだよねぇ」
と誰もが口ずさんで、帰ってきた実感を味わっていた。
:09/11/11 06:58
:W62SH
:TkyK2kzU
#282 [サキ]
空港からバスに乗って帰るだけだが、バスが途中停まる場所が決まっていて、そこから家が近ければ勝手におりて帰るという帰り方なので時間がかかる。
私なんかは最終地点目前まで乗るので相当時間かかる。でも先生もいるから我慢。おりる時くらい話せるかな…
:09/11/11 07:02
:W62SH
:TkyK2kzU
#283 [サキ]
空港から地元小樽に行く中、小樽に近付く度に雪の量が増えていった。帰りのことまで予想できなくて普通の靴できた私。積もってて滑らないけど、キャディーバッグも転がらなければ足も埋まる…私は母親に迎えにくるように連絡した。
:09/11/11 07:07
:W62SH
:TkyK2kzU
#284 [サキ]
徐々に生徒も減って、あとは小樽市民だけとなった。途中他のルートを旅行したバスと遭遇したりした。
私がおりる場所についた。私はわざと最後に並び、先生と言葉を交わそうと思った。いざおりようとしてもお互い意識してか、無言のままおりた。
:09/11/11 07:11
:W62SH
:TkyK2kzU
#285 [サキ]
おりて間もなく、同じ場所でおりた人達としゃべってると先生からメールがきた。
谷《無言かよ(笑)さよならくらい言えや》
サキ《ごめん(笑)お疲れ様トy》
たったこれだけだったかも。でも先生も意識してたのがわかってうれしかった。
:09/11/11 07:14
:W62SH
:TkyK2kzU
#286 [サキ]
そのうちに母親が迎えにきた。お土産話をしながら久しぶりに笑いながら歩いて帰った。
友達と旅行もいいけど、私の家族は今は母親だけ。こういう時間もいいなと思い、雪が降っててしかも積もってて不愉快だけど、あったかい気持ちになりながら帰った。
:09/11/11 07:19
:W62SH
:TkyK2kzU
#287 [┠゛┠゛┠゛┠゛]
サキちゃん 読んでます 頑張って ください
:10/11/16 10:20
:PC
:☆☆☆
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