～過去.～

私(ちえ)わ三人姉妹の
真ん中
で
幼い頃に母を亡くし
父の暴力に
再婚.離婚.再婚
を繰り返し

中学の時で
まじめとわ
縁がなかった

成績も悪く県内で
行ける高校もなかった

家から出たいのもあリ
県外の寮のある高校に行く
事になった

高校でも勉強する
気わなかった

月に１度
地元に帰るが
家にわ帰らないで
親友の家に泊まっていた

親友のまいとわ
付きあいも長かった

私達わ地元であまリ
いい評判でわなかった

地元に帰る度
悪い仲間達と
遊びラリる.

この時わこれが
楽しかったんだと思う

高２の夏休みに
地元に帰り
ずっとまいの家に
居座っていた

ある日まい達に連れて行かれ
みんなでクラブに
行く事になった

私わなんの抵抗もなく
のリのリでついて行った

クラブにつくなリ
まいわポケットから
青色の丸い錠剤を
取リだし私に進めた

｢ちえもいくやろ？｣

｢うちわえ-わ｣

それが何かわ
なんとなくわかった

今までシンナーわ
ぐいぐい吸ってたが
バツ(エクスタシー)わ
初めてだった

｢ちｮお乗り悪いって-
半錠でいいから喰えや｣

周リのみんなが
進めてくる

私わ少し戸惑いながら
バツをジュースで
飲み込んだ

クラブに入れば
あまリの爆音に
胸が苦しくなった

みんなわ楽しそうに
踊リ初めた

私わついていけなくて
ソファーで座っていた

まいがやたら
気をつかってくる

｢ち-ちｬん大丈夫？
きまってきたらゆってな｣

まいわ既に
薬がきまって来たらしく
気持ちよさそうに
していた

目の瞳孔わ
ガンガンに開き
手わ異常なくらい
汗ばんでいた

私わ正直
帰リたくなった

でも.しばらくすると

体中がそわそわして
心臓がバクﾊﾞｸしてきた

私の変化に
気づいたまいわ

｢ちえ.深呼吸してみて｣

とすすめてきた

私はゆわれた通り
深呼吸してみた

深呼吸すると
今までに感じた事ない
感覚が体を包んだ

すごく気持ちかった

それからだんだん
体が軽くなり
気付けば
体わ勝手に音楽に
のっていた