～過去.～

英｢ほんま最低やな
お前みたいな女
初めてやわ.
今までなんやってん
このさせ子があッ!!｣

｢…すいません｣

怖くて顔見れんくて
ただ謝るしか出来んかった

英治はうちとゆうきを
目の前に正座させた

英｢くそガキ
携帯貸さんかい.｣

ゆ｢はい..｣

英治は携帯を見て
さらに怒りが
ヒートアップしてた

英｢お前全部消しとってんな
きもいわ
ほんまうざいわ
心配せんでも別れたるから
２人でこの街から出ていけ｣

｢嫌や.別れたくない｣

この状況やのに
よく言えたと思う..

英｢は!?なにゆうとん
もえって
てか怒りおさまらん
ねんけど
どないしてくれるん？｣

ゆうきの方を見ると
下を向いたまま
黙っていた
周リま血だらけで
水溜まリが出来とった

英治は急に電話を
かけだした

英｢もしもし？
ちょっと俺くそガキに
なめられとってな
怒りおさまらんから
ナイフ持ってきて..
…おん.〇〇公園おるわ
お-頼んだで｣

それを聞いて
うちは泣きくずれた
うちが裏切らんかったら
こんな事なかったのに

５分くらいして
一台の車が来た

…やばい
…どうしよ

持って来た人は
英治の下で働く
従業員やった

その人(太田くん)は
目の前にうちらがおるん見て
サバイバルナイフ
渡すんためらった

英治は太田くんから
ナイフ取リあげて
カバーから取リだして
立ち上がった

｢いやあーやめてえ！｣

英治が立ち上がるんと
同時にうちは泣き叫びながら
英治に飛びついた

ゆうきは一瞬を
見計らって裸足で
逃げた

英｢太田!!追いかけんかい!!｣

太｢あッはい!!｣

そう怒鳴って
英治にしがみついとる
うちの首をつかんで
お腹にナイフ突き付けた

終わった……

と思った

英｢あいつ殺ったら
次お前やからな？｣

冷めた声で静かに
言って手を離した

うちは初めて腰抜けて
その場にくずれて
動けんかった

誰か読んどるかな・Α？
まだまだ一部で
かなリ長くなリそう…