～過去.～

それから私わ
毎週のように
クラブに通い
どんどん薬づけに
なっていった

ある日
まいとコンビニに
居ると綺麗な女の人が
声をかけてきた

｢よかったら.今度新しい店
開けるねんけど
働かへん？｣

どうやら水のキャッチ
みたいだった

｢まだ16才なんですけど
働けるんですか？｣

｢ぢゃあ店でわ18って事で！
働いてくれる？｣

私達わ遊ぶお金が
ほしかったので
働く事にした.

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オープン初日
慣れない接客だったが
ママがフォロー
入れてくれなんとか
話わ出来た

酒わ強い方だったが
客にすすめられるままに
飲んでいるといつのまにか
酔っていた

酔っ払った状態で
団体さんについた

その中のひとりわ
一緒にクラブに行く
まあくんだった

その連れで来た
やたら体がまっちｮで
目立つ人..
なんとなく見た事があった

そこにつくと
まあくんわその人に

｢この子みゆちｬんの
妹やで｣

といった

みゆとわ私の姉だ
どうやら姉と昔仲が
よかったらしい

｢初めまして｣

私わ愛想よく笑い
隣に座った

すると強引に手を
繋いで来た
でも抵抗わしなかった

それを見たまあくんわ

｢えいじ-やめたれよ
嫌がっとるやん｣

えっ!?私わ聞きなおした

｢え?英治くんて
あの英治くん？｣

｢せやで｣

まあくんわ頷いた

私わびっくリした
英治の事わ前から
よくしっていた

地元でややこいで
有名だった
姉からも色んな話を
聞いていて
怖い印象があった

私わそっと繋いで
いた手をほどこうとした

｢お前かわい-な｣

ほどこうとした手も
虚しく.私わ軽々
持ち上げられ
英治の膝に乗せられた

｢みゆ元気しとん？｣

｢はい.元気です
あの英治くんて
結婚したんですか？｣

話す事に困った私わ
最近聞いた事を聞いた

｢え-してないで-
付きあう？｣

英治わふざけてみせた

そして足やらけつやら
べたべた触ってきた

なにもゆえない私に
気づいたママが
店で１番年の女の子と
チェンジしてくれた

でも英治わふざけて

｢おばはん呼んでないわ
俺この子がい-ねん｣

と私を離そうと
しなかった

なんなんこの人
まぢ嫌やわ..

と思いつつ
必死に体を振リほどいた

｢失礼します
ごちそうさまでした｣

出来る限りの
笑顔でその場を離れた

これが私とあなたとの
出会いだった