～過去.～

もううちの頭の中も
心の中も英治で
いっぱいやった

めっちｬ好きやった
離れるとかあリえんかった

ほんでこん時の
うちは本間に本間に
ガキやった…

まいの家(豪邸)の
リﾋﾞﾝｸﾞのめっちｬ大きい窓
ぼ～っと見とった

落ち込んだうちを見かねて
まいは"ライン"を
引いてくれた

また薬…
今そんな気分ちｬうのに

まいは鏡の上に
ケタミン(なんかの麻酔)
と言う白い粉と､
コーク(コカイン)
で２本ラインを
引いていた

｢まいいき-よ
うちは今はいいわ..｣

あ｢はあ！？
それでも〇〇１の
ジャンキ-か～
見損なうわ～｣

なにがジャンキ-やねん
ただのあほやん
ポンいってもとんちｬん
って今なら思える…

うちはそれ以上
なんやかんや言われるのが
めんどくさくて
２本一気に鼻から吸った

しばらくして
動機がして来て
体が軽くなってきた

もうこんな感覚には
慣れた

それからなんぼ
足しても足しても
英治の事が頭から
離れんかった

いっそこのまま
全部忘れたらい-のに

まいがテンション上がって
サイケを爆音でかけた

まいとあやはノリノリで
踊リ暴れとる

うちは今いちのれん
かったけど､悔しい事に
足はちゃっかリ
リズムにのっていた…

うちって裏切った上に
今英治は仕事頑張っとるのに
こんな時まで
ドラッグいって
足ちゃっかリ
のりのリやし…

うちはどんどん
堕ちてって
一人で横になった

薬物きまっとる時に
堕ち初めたら
本間底なし

鬱状態になる.
そんなんわかっとるから
目閉じて寝ようとした

でもコカインと
言う成分はなかなか
眠らせてくれんかった…↓

しばらくして
気づいたらあれから
２時間経ってた

うち寝れたんや…

まいとあやはおらんかった
電話したら
カラオケおるって
｢ちいもおいでよ｣って

どこまで元気やねん
こいつら

それでもいい友達やってん
まだどうしようもなく
子供やったうちは
こん時この二人が
親友やと思っとったわ

笑えるよな～