～過去.～

「えっ何これっ！？」

目の前には
ろうそくついて名前入っとる
お洒落なケーキがっ！

こん時まで自分が
誕生日て素で忘れてた

「も～びっくリするから！泣」

一瞬で嬉し
涙に変わった

英「…はい」

ちｮっと照れながら
英治が花束くれた.

もうめっちｬ嬉しかった.
この時の事一生忘れへん

んでこの日がきっかけで､
ひでくんとあやは､
付き合てんな

18才の誕生日…

こんな祝ってもらったん
初めてやってんで..
みんなあリがとう

それからあっと言う間に
クリスマス過ぎて年末.

最後の出勤の日
２年くらいしか
働いてないけど.
なんやかんや楽しかった.

夜辞めてから
英治に｢見える所で働け｣
言われて､ガソスタで
働く事になった

｢パチ屋あかん､
キャディ-あかん､｣て
だいぶ絞られた

でもスタンドて…

でも１６から夜で働いて
全く逆の生活送ってた為､
遅刻し放題やった.

てか起きれんかった

でも所長めっちｬいい人で
「慣れるまでしゃあない」
て理解してくれた

初めて昼働くってなって､
なんか新鮮で
太陽がめっちゃ
気持ちかった

ゆうても冬やから
寒いけどね

ある日英治と会って
話しとった.

英「お前一人暮らし
せ-や」

「今は無理やわ…
夜やめたし､
スタンドだけやったら
無理無理…」

英「貯金は？」

「ちょっとだけ」

英「は？何に使うん？」

「……そん時は薬…」

英「あほらしっ」

「よなぁ…」

英「ゆうても月に使ったん
しれとんちがうんか」

「月１５万くらい使った」

英「…ただのあほやんっ」

「ごめん…
もう２度としません…」

英治はちょっと
不機嫌になった