～過去.～

車がすぐ前に
止まった
私はとっさに隠れた

英｢はよ乗らんかい｣

｢ごめんなさい
無理ですはい｣

英｢お前約束したやんけ～｣

だって～

半ば無理やり
車に乗せられ
英治は私を膝の上にのせ
お腹をペタぺた触ってきた

｢お前細いなあ
やぱ俺の好みの体やわ｣

私わ手でお腹をかばった

そのままコンビニに行くと
祭帰りの人がたまっていた

私わ酔って気持ち悪く
なっていた

英治わそれに
気づいて優しくしてくれた

英｢車のっとくか？｣

私は頷いて
肩を支えられながら
車に連れてってもらった

車に乗ると
英治は座席を倒して
横になるスペースを
作ってくれた

英｢横なっとき-｣

意外とやさしんや
と思いつつ横になる

うとうとしていると
英治はごそごそ
ちょっかいを出してきた

｢なあなあ.
なにしとん？｣

英｢寝とってええで♪｣

｢いやいや
明らか脱がしよるよな？｣

英｢いや熱いかな思て｣

気分悪いのと
酔ったいきおいもあり
流されてしまった

それから英治とは
会うようになった

好きな人に彼女がおる

その寂しさを
埋めてくれる相手な
だけやった

それから何ヶ月か経ち
好きな人にフラれた

やっぱ彼女にわかてんわ

ちょうどその頃
私と英治わ週末一で
会っていた

ある時ご飯食べに行った
帰りの車で
英治が尋ねた

英｢お前て.よう男と
遊んどるけど
俺と出会ってから
何人とやったん？｣

｢え～３人ちｬう？｣

なんのためらいもなく
答えた

英｢は？｣
英治わ急にキレだした

英｢なんやねんそれ!!
なんでそんなんするん！？｣

｢ちょうなんで
おこっとん？
彼氏おらんからやわ!!｣

普通に答えた
間違った事わゆってなかった

英｢え？俺ら付き
あってないん？｣

｢ないやろｗ｣

予想外の言葉に
つい笑ってしまった

英｢どないしたら
それ直るん？｣

英治わちょっと
すねていた

｢そら彼氏でけたら
直るわ～
一途やもんｗ｣

英｢んなら付きあって！｣

｢別にい-でｗ｣