【続】ただ一緒にいたかった…その後の私達。

前回の時には、みなさんの応援に励まされ完結させるｺﾄが出来ました!!

ﾀｲﾄﾙ通りに『その後の私達』の話を続編で書かせていただくことにしました。

初めて読んでいただける方も、良かったら↓↓長い話ですが、目を通していただけたらと思います。

bbs1.ryne.jp/r.php/novel-nf/7757/

正直この時自分が言った言葉は、本当の本音を初めて口にした気がする。

『なら分かった。
もうｺﾞﾁｬｺﾞﾁｬ考えない。
圭輔はみゅーを幸せにしてくれる。
だから圭輔一緒になる。』

圭輔は大笑いしながら、私の頭をｸﾞｼｬｸﾞｼｬになるまでなでた。

『(笑)笑えるぅ～!!
今のみゅー超女前だったよぉ(笑)』

『女前なんて言葉初めて聞いたよぉ～ｯｯ!!』

『みゅーにしか当てはまらないからな(笑)』

『絶対ｯｯ!!ﾊﾞｶにしてる』

『俺なりの可愛がり方!!』

結局これがﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞ？
な感じだった。

次の日圭輔ｶﾗ千博とりほに報告をした。
2人は驚くよりも先に、どんな感じでﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞしたかとか…
興味で色々質問された。

『別に…普通だよな？』

『ある意味、本当ｯｯ!!
すっごい!!普通だよ(笑)』

『ってか昨日でしょ？
昨日…家にいたんじゃなかったの!?』

『いたよ！
だから普通だって(笑)』

『はぁ？圭輔あんた…
もしかして家で普通に言ったんだ!?』

『だからぁ↓そうだって何度も言ってるだろ？』

『…みゅーちゃん。
俺が思うに、ｺｲﾂのｺﾄだからﾑｰﾄﾞも何も、準備もなしにｲｷﾅｼだろ？』

やっぱり千博はさすがだなって思った。
私がうなずくと、そこから千博ｶﾗ圭輔への説教が始まり、結局2人に散々なまでに笑われた。

『まぁじ!!みゅーちゃんが可哀想だよぉ!!!!』

『だなぁ…
圭輔このﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞじゃ、子供に話してあげられないと思うぞ(笑)』

『ったく!!うるせぇな!!
みゅーがそんなﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞでも受け入れたんだｶﾗ、成立だよ!!黙れ！黙れ(笑)』

『みゅーちゃん本当は仕方なぁくだよねぇ～』

『えっ、そんなんじゃないよぉ!!』

『ほらぁ!!本人は違うって言ってんだろぉ～!!
ってかお前に一番に報告したのに…
こんな言われ方…』

『そうか？
俺とりほｶﾗの祝福だよ!!』

『普通におめでとうなんてつまんないっしょ？』

『みゅーは2人らしい祝福って受け止めたよ？』

『えっ!?また俺だけ？』

『そう、お前だけ(笑)』

結局圭輔が散々からかわれて、でも本当にあの2人らしい祝福って、私は凄く嬉しかった。

その週の土曜日に、互いにの両親と私達で食事をしに出掛けて、報告をした。

互いの両親共に凄く喜んでくれた。
とくに圭輔のお母さんなんか、泣いて喜んでくれた。

『みゅーちゃん、ありがとう。お帰りなさい』

そんな風に言われたら、私まで大泣きしてしまった。圭輔と離れた時、心配して話聞いてくれたり…

沢山の思い出が頭いっぱいになり泣けた。

『美結、お前ちゃんとやってけるんだな？
何かあって泣いてﾔﾀﾞなんてもう、そんな簡単にやめらんないぞ？』

父親の言葉は本当に胸にぐぅっと染みた。

『大丈夫だよ。』

『圭輔くんは？
美結もだし、2人とも分かってるな？』

『はい、大丈夫です。』

『なら…
おめでとう!!それと…
ありがとう。
これから美結をよろしくお願いします。』

父親が圭輔に手をさし伸ばした。
圭輔はこらえていたのか…感極まって号泣した。

『本当にお前…大丈夫か？みゅーちゃん、こんな頼りない奴だけどよろしくね』

圭輔のお父さんも、涙を浮かべながら私に言葉をかけてくれた。

私は涙を拭きながら笑顔で返事をした。

『美結、おめでと。
色々あったんでしょ？
あえて聞かなかったｹﾄﾞ、頑張ったんだ？
ママはパパみたいに、ちゃんと何か言うなんて出来ないから…
だから…必ず幸せになんなさいよｯｯ!!』

母親の言葉でまた泣けた。涙…涙の結局報告になってしまったｹﾄﾞ、幸せだなって思えた。

それから式の話など交えながら食事をした。

帰宅して、千博とりほに無事に報告出来たｺﾄ言うと、何故か4人で前祝いﾄｶ適当な理由をつけて、朝まで飲み明かした。