..あなたの笑顔..

運命って本当に
あるんだね…━

あいつの笑顔が
もう一度見たいって
初めて想ったんだ。

あたし龍海愛美(ﾘｭｳｶｲﾏﾅﾐ)１７歳 No.1キャバ嬢

「今日はﾕｳﾔ来てるんだ！逢いたいー」

ｱﾔの言うﾕｳﾔはあたしの弟

弟は暴走族でやんちゃっこ。両親は海外に仕事で行ってる為二人暮し。
買い物はﾕｳﾔの為のご飯。

「ｱﾔもうちでご飯食べる？今日はｱﾔの大好きな中華だよ！」

「行く行くー！準備したら向かうね♪」

「了解！ぢゃあ後でねー」

ｱﾔと別れて買い物を済まし帰宅した。

「ただいまー☆」

「姉ちゃん！俺今日夜いないからねー？」

おいっ！まずはお帰り
だろーが！

「お帰りも言えないの？まったくもー。何時から出かけるの？今日はｱﾔが来るってのに」

「えっ////ｱﾔちゃん来るのー？９時までは居る!!」

単純だね…;ｱﾔに惚れてるなんて聞かなくても解るよ…。

「８時には出掛けるけどねー☆」

ここはノンフィクションだよ
板違い

間違えてませんよ？実話ですf^_^;少し曖昧で作ったところがありますが…良かったら見て下さい！
気分悪くさせてしまったらすみませんm(__)m

買物袋を見ながら
ﾕｳﾔが笑った。

「ｱﾔちゃんの好きな中華じゃん!!俺も好きー☆」

「中華よりｱﾔが好きなんでしょ？笑」

「な////何言ってんだよ！早く飯作ってよ。」

顔赤くしてやんの♪
本当に可愛い弟☆

そんな事を想いながら
料理を始め支度を終わらせた。

すぐにｱﾔが来て楽しく？
食事を済ませた。笑

「ﾏﾅﾐ行くよー☆」

「今出ますよ！先に外出て待ってて」

「はいはい。」

「ﾕｳﾔ?あたし行って来るからね？戸締まりよろしく」

「解った！気をつけてね？行ってらっしゃい」

「駅までタクシーで行くでしょ？」

そうあたしに問い掛けた
ｱﾔの前にはタクシーが
もう来ていた…。

「ｱﾔは行動が早いね。」

「だって早く行きたいんだもん☆」

ははは…。
さすがだね！

あたし達はタクシーに乗り駅へと向かった。
あたしは新人が見たい！
それだけだった。
そんな軽い気持ちだったんだよ…。なのに…
君はあたしの前に現れたんだ。

「ﾏﾅﾐ？着いたよ！降りないのかよー」

「えっ…？もう着いたの？ボケてたわー」

「ﾏﾅﾐ大丈夫？おばあちゃんになったみたいだよ？」

めっちゃお腹抱えて
爆笑してるｱﾔ。
なんだか悔しい…

「もし？着いたから下まで迎えに来て☆」

ｱﾔが電話してるのは
担当のﾀﾂﾔ。
一応彼氏らしいけど…
どうしようもない馬鹿だ。

「ｱﾔおはよー☆ﾏﾅﾐちゃんいらっしゃい♪」

「あたしはほっといていいから。」

「毎回冷たいなぁ～」

「ﾏﾅﾐ!たまには優しくしてあげてよ」

カップルの邪魔する
つもりはないから
あたしは笑顔でスルーした

｢｢｢いらっしゃいませー｣｣｣

ﾎｽﾄ達が挨拶をする。
ある程度仲のいいﾎｽﾄ
と話してから

｢今日新人くんは？｣

と質問を投げた。

｢あー…。呼ぶ？｣
みんなが嫌な顔をする。
そりゃ先輩なのに下ばかり気にされたら嫌だよね。

それでもあたしは
気にしない。

「うん。呼んでよ」

ﾎｽﾄは立ち上がり
厨房へ向かった。

「初めまして！今日から入りました…しゅ…え？」

「けーちゃ「惷です！」

嘘でしょ…？
けーちゃ何してんの？

「ﾀﾂﾔ!!!」

「え？どうかした？新人がなんかしちゃった？」

「違う…この子指名で」

「ﾏﾅﾐちゃん？良く考えた？」

考えてる暇なんか
ある訳ないでしょ。