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続き。。

私も素直にそれに従った。
遅刻はしないように努力したし､ベランダでタバコはたまあにやってたけど､かなり少なくなった。

朝は遅刻してないか確かめる為に､トムから毎朝電話がきた。
最初は嬉しかったけど､朝は何たって時間がなかった。
用意したいから早く切りたいって伝えると､『誰の為に電話してやってると思ってんだよ！？』ってキレはじめる。。

まあ､確かに私の事を思って電話してくれてるのは事実だし。。
素直に(？)謝るバカ女＝私。
そして結局すっぴんだったり､朝ごはん抜きだったり､ひどいと遅刻してたりした。

これじゃ意味がない！やっとそう思ったのは､トムと付き合ってから１ヶ月くらい経ってから。
段々と学習してきた私は､電話をわざとシカトして､時間がなくて出れなかったとか､用意が終わった後に自分から電話をかけ直すようにしてた。
トムも段々と朝の電話やメールがなくなり､私の朝は平穏を取り戻した。笑

その後もトムの訳の分からない決まりをいろいろと守り､何とか順調に付き合ってた。
私は高校２年生になった。

トムから突然の距離おこう宣言。
私はショックで､泣きまくった。
どうして？と尋ねると､『友達との関係に溝ができて､今は誰も信用したくない』。
なんじゃそりゃ。

『何で？さやの事も信用できないの？この間会った時も普通に接してくれたじゃん！』

『とにかくしばらくメールしてこないで。俺から連絡するから。』

トムと付き合ってから､トムの言うことに逆らわず､頑張って決まりを守ってきた私にはショックすぎた。

当然私は納得いかない！！
トムに電話した。
シカトされるかと思ったが､トムは意外にも電話に出た。

『もしもし？納得いかないよ！さや何か悪い事したの？距離おくなんて言わないでよ！』

泣きじゃくりながら､必死に訴えた。

『いや､さやが悪いとかじゃなくて､俺の気持ちの問題だから。とにかく俺から連絡するまで待ってろよ。』

『さや､連絡しないのなんて､嫌だよ！さやは毎日送るからね！？』

『好きにしろよ。俺は当分連絡しねえから。じゃあな。』

ﾌﾟﾂｯ､ﾂｰﾂｰﾂｰ‥

一方的に電話を切られ､ただ呆然と無機質な機械音に耳を傾けた。

意味わかんないよ‥
何でさやと連絡とんないの？
トムは辛くないの？
さやだけこんな気持ちなのかな？

信用されていないんだってゆう悲しみから､ボロボロ泣いてた。

翌日､トムとの約束だから､学校はちゃんと行った。
ただ何をしてても､涙が溢れてきてしまう。

電車の中でも。
教室にいても。
体育館にいても。
勝手に涙が溢れてきてしまう。
必死に上向いてこらえたなあ。

何かを期待して､鳴らない携帯を開く。
いつものように送ったおはようのメールを見返す。
もちろん返信はない。

とてもじゃないけど､その日は授業なんて受けてられなかった。