愛×愛

人は誰でも人を愛す
その愛の形なんて様々…
そんなあたしの体験したある１つの甘い愛の話を
書こうと思います

１１月２１日　８時３２分
【あ゛～っ！間に合わへんっ！】
『おはよぅございますっ！遅くなってすみません』
初出勤…遅刻
あたしの第一印象　最悪です
タイムカードを押し遅刻届けを書く
そんなあたしの初日
午前中はバタバタと過ぎ去りお昼休憩
まだ溶け込めずにいるあたしには色んな質問が飛び交う
ガラガラ－
勢いよく開いたドアに目を向ける
『お疲れ様です』

ペコペコッっとしながら前を通過した人は初対面のあたしの顔は見ずにその場を出た…
愛想…悪っ！！
それが第一印象だったんだ

それからあたしの新しい職場での生活が始まり…
すぐにスタッフにも溶け込んだ

１２月
『ゆぅは忘年会どやって行くの？』…センパイ。
ゆぅ『どやって行こっかな～』
センパイ『んじゃさっ！あたしおにぃに乗せてってもらうから行き道ゆぅも拾ってもらいょっ』
そういう訳で勝手に決定！
かなり迷惑な話
でも…決定！

忘年会当日
５時－。
仕事を終えて車を走らせ愛息子を実家へ預ける
車を置いて足早に待ち合わせのスーパーへ…
…と、電話が鳴った
♪センパイ♪
ゆう？今どこ？着いたけど？銀行の前におるから～

ゆう
はぁい！すぐ行くから待ってて下さぁい！

でもヒールじゃなかなか走れなぃ
♪～
ゆぅ
はいはいっ
お～いどこぉ？遅刻魔～
センパイから二度目の電話
…っと到着！
キョロキョロ
スーパーの駐車場を見渡すとおにぃ発見！
すみませ～ん！！
車に乗り込みセンパイとＹちゃんと合流～
『こらっ』センパイからこっそりお叱りを受け出発～
この日初めておにぃの私服を見た
普通ｗ
至って普通ｗ
あたしには興味なしｗ

それからあっという間に年越しを迎え
慌ただしい日々が過ぎていった
ある日の仕事中
バシッ！
…ったぁ…え？殴った？こいつ…殴りよったで？
おにぃ
ごめん（笑）
テンションあげあげなおにぃに殴られカッチーン…

ローテーションでおにぃともよく２人になる
いつの間にか一緒にいると楽♪感があることにその頃気付きもしなかった