運命と呼ばせて。

初めて小説書きます。
私自身の体験を書いていきます。
初めてで文とかおかしいかも
しれませんが、
頑張って書くのでよかったら
見てください(;;)

―登場人物―
安月莉子‥ｱﾂｷﾘｺ‥
わたし
桜木高校バスケ部マネ
本文ではアッキーや
りっこで登場。

村山陽‥ﾑﾗｶﾐﾖｳ‥
莉子の幼なじみ
私立戸田高校

牧野直斗‥ﾏｷﾉﾅｵﾄ‥
陽と元同じクラス。
私立戸田高校

吉田心菜‥ﾖｼﾀﾞｺｺﾅ‥
莉子の親友
桜木高校バスケ部マネ

細井陵太‥ﾎｿｲﾘｮｳﾀ‥
莉子の元カレ
南海高校バスケ部

最初はこれだけです,
よろしくお願いします^ω^

陽にタオルを借り、
濡れた体を拭く。
陽「このくっそ寒い中
　よう傘もささんと
　きたな（笑）
　どうしたん？」
莉「…陵太にふられちゃった。」
ついさっきの出来事を思い出し
また目に涙がたまった。
陽「そっ…かあ、
　俺なあ、陵太から
　相談受けてん、
　止めれんかったんよ。
　ごめんな。
　あいつりっこのこと
　本間に大切に
　おもっとったで。
　今はしんどいやろうけど
　俺とか心菜とかおるけん
　辛なったらいつでも頼ってな。」
そういって陽は
私の頭をぽんぽんいた。
雨に打たれて
冷えた体に
陽の手はとても
暖かく感じた

ずっと昔から
辛いことがあると
陽の家に泣きに行った。
両親が喧嘩した日の夜も
おばあちゃんが
死んじゃった時も
隣にはいつも
陽がいてくれた。

陽は正直言って
かっこいい。
大きな瞳に白い肌。
色素の薄い髪の毛に
少し厚めの唇。
華奢な体。
女の子に生まれてたら
絶対可愛いだろうなって
だれもが思う、
可愛い系男子。
陽は私が小学３年生のとき
滋賀から愛知に引っ越してきた。
家が近いこともあり
すぐに仲良くなった。

陽はかっこいいのに
彼女を作ったことがない。

陵太と付き合う前は
私が陽の彼女だって
噂されていた。
おかげで私は
先輩や他校の生徒に
待ち伏せされたり
呼び出されたりと
なかなか辛い思いを
してきた(´=＿=`)←

私はというと
特別変わったこともない
ごくごく普通の子だった。

だから陽の彼女と
噂されたときは
「似合わない！！！」
なんて言われたりした。

陽の影響で私には
男友達が沢山いる

陵太もその中の
一人だった。

陵太の存在を知ったのは
中学１年生の冬。
彼は友達の好きなひとだった。
《うちの好きなひとあのひと！》
って友達に教えて
もらったとき正直
〈かっこいい//∀//〉
って思っちゃったくらい
陵太はかっこよかった。

陵太は細身で
目が細くまつげが長い。
顔というか雰囲気は
ぼーっとしている。

私は陵太に憧れていた。
この気持ちがすでに
恋だったのかもしれないが
その時はまだ全然
気付いてなかった。

しばらくして友達と陵太は
付き合うことになった。

嬉しかったが
なんとなく複雑だった。

友達と陵太は
付き合ったがいいものの
うまくいかなかった。
しばらくして
友達と陵太は別れた。

以前から陵太とは
関わりがなかったが
それからも関わりはなく
私たちは進級した。

２年生になり、
たまたま陵太と
委員会が一緒になった。
陵太とも喋るようになり、
委員会で集まる
毎週木曜日が
好きになった。
この時にはもう
陵太に恋してる
自覚があった。

ある日の放課後。
その日はうちの家が
陽も連れて映画を
見に行く日で、
私は陽を迎えに
陽のクラスに向かった。
教室に入ると
陽と陵太が楽しそうに
話していた。
話しかけていいのかも
わからず、教室の前で
戸惑っていると
陽「りっこやん！！
　どうしたん？」
って聞いてきた。
彼は映画のことを
忘れていたようだ。
莉「『どうしたん？』
　じゃなくて今日は
　映画でしょ」
呆れながら言うと陽は
しまった！！と
言わんばかりの顔をして
陽「ごめん！！
　職員室に提出物あるから
　ちょいまってて！！」
と言って教室から
出てってしまった。