また会えるかな…

覗いてくれてありがとう(^ω^)
頑張って更新していきます。

>>2　感想用スレ

めぐみの手が胸の膨らみに触れる。

少し声が洩れた。

「…めぐみ…や」

ただ怖かった

私の中の先輩がこれ以上
消えることが怖かった。

「…別れる」

私から別れを切り出したのは
初めてだった。

「…えっ」

めぐみの悲しみと驚きの
入り交じった顔を私は
今でも忘れられない。

「ごめん…めぐみ、本当に…ごめん」

謝る以外に方法がわからなかった。

めぐみとの別れは罪悪感しか
残らなかった…

これは罰なんだ…

先輩を忘れられないのに
逃げようとした…

罰

別れて付き合ってを繰り返した私たち。

復縁することは無かった。

それでも、めぐみは昔のように
接してくれた。

付き合う前のような友達で居てくれた。

修学旅行が近づいていた…

「京都・大阪かぁ！！」

可奈が嬉しそうに話す。

…大阪

「USJ楽しみだね♪」

「うん」

最近耳のイヤホンはとれていた。
クラスの女子とも会えば
手を振り合うくらいには仲良くなった。

あまり人を拒まなくなった。

「修学旅行終わったら受験じゃん！」
修学旅行おわるなー！

って可奈が隣で悶えている。

可笑しくなって「くすっ」って笑った。

すると可奈が泣いたんだ。

「え…可奈？」

「昔のちさだった…」

言ってる意味がいまいち分からなかった。

「今の笑い…中１の頃のちさと
変わらなかったよ…ちさが居る…」

「私」が居る…

呆気にとられている私に可奈は
抱きついてきた。

「おかえり」って。

－修学旅行当日。

「可奈…暑苦しい」

「私」が戻ったっていうあの日から
可奈は私にべったりだった。

いや、今までもべったりだったけど
それ以上に…

私…可奈にも辛い思いを
させてしまってたみたい…

最初また半値間違えました
すみません(′･ω･`)

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