Mr.Baby-children
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#1 [ユウキ] 09/08/08 01:42

 
 ―…ミスチル好きなんだ?


 ―…うん、いい感じ。
 

#2 [ユウキ]


僕の両親が離婚したのは
僕が小学校3年のとき。
その頃の僕はすごく馬鹿で
【離婚】というものを
かっこいいものだと思ってた。
離婚した親の子どもに憧れてた。

片親の子どもが、
どれだけ苦労するかも知らずに。
それによってお母さんが
どれだけ苦労するかも知らずに。


⏰:09/08/08 01:44 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#3 [ユウキ]

 
引っ越し当日に
とてもわくわくしたのを覚えている。
小学校が変わることには
少し抵抗があったが、
僕のために開いてくれたお別れ会。
凄く楽しかった。

不安なんてなかった。
お母さんと二人、
新しく始まる生活に
根拠のない期待でいっぱいだった。
 
 

⏰:09/08/08 01:46 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#4 [ユウキ]

 
少し余談だけど
僕には一つ下の妹がいて、
名前はリカ。
お父さんについていったから
あんまりこの話には
関わりもないけど
やっぱり書いておきたい。

僕にとってはたった一人の妹だし
これから先少し、ほんの少しだけ
僕の恋を手伝ってくれるから。

 

⏰:09/08/08 01:46 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#5 [ユウキ]

 
そんな感じで僕とお母さんの
新生活は始まった。

お母さんは朝から晩まで働くし
当たり前だけど家事担当は僕。

ご飯作りは流石に無理だったから
洗い物とか洗濯物ね。

 

⏰:09/08/08 01:47 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#6 [ユウキ]

 
…まぁ一人称が僕、な時点で
気がついてる人もいるだろうけど
僕はあまり社交的な性格じゃない。

学校帰りに遊んだり、
スポーツクラブだ少年野球だ
そんなことはしなかった。

だから家事をする時間はあったし、
それは苦じゃなかった。
 
 

⏰:09/08/08 01:48 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#7 [ユウキ]

 
ただ、一人の時間が増えたのは
やっぱり寂しかったかな。
今までは家に着いたら
お母さんとリカがいて、
夜になるとお父さんも帰ってきたから。

まぁお母さんとお父さんの
喧嘩する声を聞かずに済むだけ
やっぱり僕にとって
両親の離婚は良かったのかな。
 
 

⏰:09/08/08 01:49 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#8 [ユウキ]



 
うん、良かったんだ。

だってそうしなきゃ
僕はマオちゃんに会えなかったから。
 
 

⏰:09/08/08 01:49 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#9 [ユウキ]

 
前置き長くなりました。
これは僕の自己満小説。

マオちゃん、勝手に書いてごめんね。
完結したら
マオちゃんにも読んで欲しい。

 

⏰:09/08/08 01:50 📱:W61P 🆔:☆☆☆


#10 [ユウキ]

 
僕は自分のこれからを考えたくて
この小説を書きます。
この小説が完結するまでに
僕はちゃんと自分の気持ちを決めます。


更新遅いと思いますが、
良かったら読んでやって下さい。 

 

⏰:09/08/08 01:50 📱:W61P 🆔:☆☆☆


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