２人なら…

僕は空、よく人からそらって読まれるけどくうっていいます。

これから書く事は実際に僕と僕の彼女のりさとの間に起こった数々の困難を書いて行きます。

下手くそかもですけど読んでくれたら幸いです。

僕が最初にりさを見た時の印象は高校１年でこのコンビニが初バイトと言う初々しさにペットを見る時のような愛くるしさがありました。

それからのりさは持ち前の明るさと人なっこさですぐにバイト先の人気者になり僕らとも親しくなって行きました。

りさが僕のバイト先に勤め出してから半年程たったころ同じバイト先で友達のヨシに

ヨ『俺さ～なんか見てて思ったんだけどさ、りさは空の事好きなんじゃないかと思う』

と突然言われました。

あまりにも唐突に言われたので僕はつい笑ってしまいました。

空『ハハッ、何だよいきなり！りさが俺の事好きなわけねぇだろ』

僕からしたら心辺りもないので当然の返答でした。

しかしヨシは、

『なんでょ？だってりさがボディタッチすんのお前だけだしカラオケとか行っても必ずお前の隣に来んじゃん』

空『そんなのたまたまだろ』

正直当時の僕は５才も年下のりさの事を全くと言っていいほど恋愛対象として見てなかったので全くヨシの話には共感出来ませんでした。

しかしそう言われてしまうと意識してしまうのが当時の僕のアホな所で一々りさがボディタッチしてくる度に意識してしまいうまくりさと接っせなくなっていました。

そんな日々が１ヶ月程続いた後、僕は勇気を出してりさに

空『なぁ…お前って誰にでもボディタッチとか抱き着いて来たりとかする訳？』

と聞きました。

これでりさに『ぅん』とでも言われたら僕は自意識のキモヤローになってしまうと思い内心とてもドキドキしながらりさの返事を待ちました。

するとしばらくしてずっと黙っていたりさが口を開きました。

り『空さんだけだょ…
空さんじゃなきゃヤだし』

空『…あのさ…

俺の勘違いだったら笑ってくれていんだけどさ…

りさ…俺の事好き？』

りさ『…ぅん………………… 好き』

僕はもう軽いパニックになり

空『ぉ～』

と変な返しをししばらく喋れませんでした。

するとりさがおもむろに

り『あの…私の事キライ？

もしちょっとでも好きだったら私と付き合ってもらえませんか？』

と行ってきた。

何故だか僕はちゃんと告白されると逆に冷静になり僕のりさに対する気持ちを考えていました。

ここ１ヶ月程変に意識していたせいもあってかりさの事はよく見ていました。

頑張り屋なのに天然だから時々やらかすトコとかパフェ奢ってやっただけで凄く喜んでるトコとかすごくカワイイなと思い出会った頃とは明らかに違う愛おしさが芽生えていました。

そして僕はりさに

空『うん、俺でいいなら付き合おう』

そう告げました。

するとりさは

り『好き…好き…』

そう繰り返しながら泣いていました。

たまらなく愛しくなった僕はりさが泣き止むまでずっとりさを抱きしめていました。

こうして僕とりさは付き合い始めました。