風紀～現在進行～

初めて心から好きになりました

人を好きになることは

こんなにもいけない事なのですか

ねぇ-…

ｱﾝｶｰ
>>2

『俺も染まらない方がいいと
思いますよ。

俺…前つきあってた人がｷｬバ嬢で
普通に客と浮気されましたもん』

ってつらそうに彼は笑って言った

このとき決めた

あたしはあたしのままでいる

この世界に染まらない

って

彼と出会って3ヶ月…

彼とは毎日話してて
周りから見てもすごく仲良し
に見えたと思う。

最初はあたしを完全に避けていた
そんな彼がだんだんあたしに心を
許してくれてる気がした

すごく毎日楽しかった。

その間まだあたしは粕なｷｬバ嬢
で、指名をとれたとしても
その場の場内指名だけで
次に繋げることもなかった

そろそろあたしも頑張らなきゃ
思ってはいたけど
お客さんにｱﾄﾞﾚｽを教えたりする
ことにかなり抵抗があった…｡

店長は
『学生なんだし無理しないでよ』
って言ってくれた。

無理なんてしてない…
こんなこと言われてﾍﾗﾍﾗ給料だけ
もらってる自分が情けなくなった

木村さんが
『みらいｻﾝが頑張ってくれなきゃ
俺も給料もらえないんですよ-』
と言っていたのを思い出した。

頑張らなきゃ。。

あたし木村さんのためなら頑張る

頑張れる

…あたし、この人が好きなんだ

～風紀～

店の従業員とｷｬｽﾄが
付き合うということ

その時は知らなかった。

"ｲｹﾅｲｺﾄ"だなんて

ｲｹﾅｲｺﾄって知ったのは
その気持ちに気がついてから
すぐのことだった。

ただ、ｷｬバをやってる友達に

『あたし、お店のﾎﾞｰｲさんに
惚れちゃったんだけど…』って言っただけ。

友達はかるく、
『あはは～でもやめときなぁ～
罰金とかあるらしいし!』

え…

だめなの…??

そっか、、、
そうなんだ。。

でも別に良かった。

今までだって好きな人と
付き合ったことないもん。

見てるだけで話せるだけで

幸せ

を感じられたから

そんな時、お店にﾎｽﾄらしき
お客さんがきた。

ﾎｽﾄっぽい人がﾀｲプなあたし
(わぁーｶｯｺｨｨ,,,
でもつきたくないなぁ(汗)
仕事にならなそうだしね)
店長
『みらいｻﾝお願いします』

まじか…

あたし『はじめまして』

？「ど～も～」

すごくﾃﾝｼｮﾝが高い

席につくなり
「てゆうか何歳?どこ出身?」
ﾎｽﾄっぽ、、

顔を近くで見ると
金髪でロン毛

で、かっこいい