＼　愛玩人形　／

今日もこの窓から
見る景色を見ては
もう枯れて流れない
涙を流し続けてる。

一体私はいつ
"本当の私"に
逢えるんだろう‥？
取り戻せるのかな？

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今でも"愚か"だと思う
お金が無くなったら、
私は体を売っていた。

男性恐怖症になってたのが
嘘だと思う位に沢山の男に
私の"体"を遊ばせていた。

最中は私は"愛玩人形"

だんだん"自分"を消す事
をしていってたのに‥‥
私は気づかなかったんだ

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こんな私にも"恋人"が
出来たんだ。

相手は私の５歳上の
仮にＨにしときます

Ｈは優しいが優柔不断
でも私を"人形"にせず
私自身を愛してくれた
交際も順調で"幸せ"を
初めて知った気がした

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汚い私を受け入れて
全てを愛してくれた

私も売春は止めてＨだけ
愛すようになっていた。

私：
なあ―Ｈはなんでこんな
汚いうちを受け入れるん？

Ｈ：
はあ？そんなん今では
無いねんから良いやろ

単純な話題

それが幸せだった

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１年付き合っていたのに
うちは本当に"バカだ‥"

こんな恋はきっと
もう無かったのに

私は自らの手で

離してしまったんだ。

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Ｈと私の共通の趣味は
【走り屋を見に行く】

あの自由に走り回る車を
見るのが本当に好きで‥
Ｈの友達のＤとも仲良し
になって一緒になって、
よく見に行ってたよね？
見に行った後に寄ってた
吉野家で恋愛話や普通の
話題してただけで幸せを
感じていたんだよ？私‥

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運命の日‥いや
私が"バカだった"日

その日はＤ君と待ち合わせ
うちは微妙にＨと喧嘩して
車内は重苦しい雰囲気だ。
そんな時Ｄ君が助手席の窓
をコンコンッとして、私は
Ｄ君と暫く話をしていた。

その時に

あんたに逢ってしまった。

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私とＤ君が話が盛り上がった
時に運転席の窓をいっきなり
ドンドンドン！と叩かれた。
私は驚いて静かに後ろを向く

？：
久っしぶりやな～
元気にしとったか？‥Ｈ
ん？お前の彼女か？

私が今までに無い位
愛したけれど
今までには無い位に
憎んだアンタ

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Ｈは急に子犬のように
興奮して、その人と、
ずっと話しまくってた

私：
誰なん？あの人‥

Ｄ：
あ～Ｈの兄貴みたいな人
俺とＨはＹちゃんって、
言ってるけどな

最初の第一印象は"最悪"
うちに何の紹介も無しに
車に乗り込んできたから

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休憩(.ω`)

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名前はイニシャルじゃなくて
仮名でも良いから
名前を付けた方が
見やすいかも…
引き込まれて読み始めたけど
イニシャルがこんがらがっちゃうな

ばかでごめんなさい

完結まで見ます