【やっぱり‥ね?】
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#6 [さち]
初恋を経験し
それから告白もしました。

積極性がないので
もちろんうまく行くわけもなく
あっけなく終わって

"大したことないなー"
そんな事を思ってたのが事実

⏰:09/09/16 16:54 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#7 [さち]
 
― それからと言うものの

だんだん
接し方がわかるようになり
男友達も増えました。

だけど、
好きになることはなくて‥


中学生ながらに
"一生好きな人なんか
できないんじゃないかな?"

そんな事を思うようになってた私

⏰:09/09/16 16:57 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#8 [さち]
―‥ 今から3年前の秋

隣の席だった啓太も
同じクラスになってから
仲良くなった男友達。

啓太はスポーツ万能で
頭もよかった。

見た目は、 冷たそうだけど
優しくてしっかりしてる人

男の子にも女の子にも
人気があった。

⏰:09/09/16 17:04 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#9 [さち]
 
ただ単に
そんな彼を羨ましく思いました。

私は
特別勉強ができるでもなければ、
運動なんてもってのほか‥。

どこか抜けてると言われるし

"いいなぁいいなぁ"

啓太を見るたび、そう思った。

⏰:09/09/16 17:07 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#10 [さち]
 
「‥さっちゃん?」

啓太は私をそう呼んでいました。
彼、独特の呼び方

「んー?」

「さっちゃんって、
好きな人とか‥いないの?」

珍しく真面目そうな顔で
そんなことを聞かれたので

なんだか私は
どきっとしてしまいました。

⏰:09/09/16 17:16 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#11 [さち]
 
「えー‥いない。」

どうも、
啓太と真剣な話をするのは
なれていなくて
体の奥がむずむずしたので

私は"にっ"と笑って見せました。


「そーなんだぁ。」
私につられたように
笑った彼を見て

不思議と
愛おしく感じてしまったのです。

⏰:09/09/16 17:21 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#12 [さち]
 
「け‥啓太はー?」

愛おしく感じてしまった私は
我に返るようにして
焦って彼に聞きました。

すると彼は
さっきとは違い
"にや"っと言うような顔をして
顔を少し赤くたのです。

その瞬間に
なぜか私はがっかりしたので
"きっと私は啓太のことが―‥"

⏰:09/09/16 17:26 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#13 [さち]
 
隠れていた自分に
気づいてしまいまったのです。

私はその気持ちを抑え
「なにー?いるの? 誰?」
からかうようにして攻め立てて

知りたい気持ちはありました。
だけど
あたしの勘違いであってほしい
そう願う自分もいました。

ついさっき自分の気持ちに
気づいてしまった私には
彼の口から出る言葉に
今後がかかっていたのです。

⏰:09/09/16 17:31 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#14 [さち]
 
―‥
少しの間だったでのしょう。
周りの音が聞こえないくらい
手に汗を握り
彼の口元に集中していました。

「それがさぁー‥昨日」

"昨日? 昨日?
あぁ‥もうだめだ"
私の中の"ネガティブな私"は
そうつぶやいたでしょう。

"いや、待てよ
昨日誰かにふられたのかも‥
これは‥チャンス?"
にやけていた彼をよそに
"ポジティブな私"は
そんな事を思ったでしょう。

⏰:09/09/16 17:36 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


#15 [さち]
 
「‥昨日、告られてさ」
幸せそうな顔をしていました。

私は体の力が抜けました。

"告られてさ告られてさ告られ‥"
まるでアニメのように
脳内再生が繰り返されて
正直、言葉を失ったのです。

⏰:09/09/16 17:43 📱:D905i 🆔:0jDEjH6o


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